九頭竜川

九頭竜川サクラマス釣りを始めよう!

福井県の勝山市から流れ、永平寺町、福井市

坂井市を流れ、日本海へ激しい水の流れを送り出す

『九頭竜川』

毎年サクラマスを追い求め訪れる釣り人達。

幻の魚とも呼ばれた『サクラマス』その魅力と

これからサクラマス釣りを始める方への情報を

お伝えします!

 

(北村氏が釣り上げたサクラマス)

 

 

九頭竜川とサクラマスの関わり

 

私が小さい頃、九頭竜川といえば鮎釣り。

祖父も父親も夏になると鮎を釣って来ていたし

自分も九頭竜川へフナやコイを釣りに行ってましたが、

寒い時期に釣りに行った事は無く、

サクラマスをルアーやフライで釣っている人は

それなりの年になってから知る事になる。

 

しかしサクラマスの事は知っていたというか、

毎年5月の祭りの時期になると

葉っぱずしや鱒ずしと呼ばれていた自家製の鱒ずしを

いつも食べていたので関りとしては物心ついた頃から

でしょうか。

 

 

1988年

有名なフライマンにより全国的にサクラマス釣りに

訪れる人が増える。

この頃は禁漁期間などまだ存在せず、私の知り合いの方は

12月31日大みそかの日に

スプーンでサクラマスを釣った事があるそうです。

 

まだ地元の川漁師以外にはサクラマス釣りが浸透しておらず

冬に釣りをしていると、

「あんちゃん、そんなもんで(ルアー)こんな寒いのに何してる?」と

半分冗談で揶揄われたそうです。

 

 

1993年

九頭竜川においてのサクラマスが漁業権対象魚となる。

この年辺りから九頭竜サクラマスがさらにクローズアップされ始め

釣りチームや団体が登場し一気に知名度も上がる。

 

 

2003年

現在の遊漁区間(約12㎞)において

餌釣りを禁止としルアーとフライに限定した

遊漁規則を制定される。

 

 

そして2018年・・・・・

地元住民にも広く知れ渡る釣りとして、そして保全活動などにも

地域一体としての活動が行われ、

先日、ある大学生の提案として

「もっとサクラマスを軸に観光産業として力を入れてみては?」との

提案もあったそうで、釣りをしない地元民にも

九頭竜川=サクラマスと

釣り人の九頭竜川はサクラマスの聖地

釣り人だけのサクラマスではない程、存在感のある魚となっています。

 

 

九頭竜川サクラマスをルアーで釣ろう!

九頭竜川でサクラマスを釣るには、

やまめ(サクラマス)の遊漁券が必要となります。

そして釣りが出来る期間(遊漁期間)及び区間も制定されている。

 

 

九頭竜川サクラマス遊漁区間

 

2月1日から~2月16日までの遊漁エリア

2月1日から2月16日までは赤線の区域

高屋橋から北陸高速道路までのエリアでサクラマス釣りを楽しめます。

2月16日以降は全面解禁です。

 

 

九頭竜川サクラマス遊漁料金

 

やまめ(サクラマス) 

年券:6,000円(税込み)

日券:1,500円(税込み)

 

遊漁券に関しては福井市内各釣具店、

九頭竜川近くのファミリーマートでも取り扱ってますよ。

  • ファミリーマート福井県立大学前店
  • ファミリーマート松岡室店

 

スマホからでも

九頭竜川サクラマス遊漁券を購入することが可能です!

遊漁券をオンライン販売!「FISH PASS」

 

 

 

九頭竜川サクラマスローカルルール

大事な事ですが、なにも複雑な事ではありません。

画像を使いご説明しましょう。

画像右側は上流で右から水は流れています。

もしも赤丸の位置に先行者の方がいる場合、

下流側のバツには入らないようにしましょう。

上流の星側から入るのが正解です!

そして誰もいない場合は良いですが、後続アングラーがいる場合は

少しずつ下流側へ釣り下るのが一応のルールです。

(話をして下流側に入っても良いならその場で話せばよいです)

 

もし対岸に釣り人がいる場合は一声かけましょう。

自分がこの区間を流し終えたら

必ず陸に上がって陸から上流へ入り直すか、移動するかにしてください。

 

何度か観たことがありますが、

何人かのグループで着ている人に多い、

気が大きくなり、川の中を人が上流に向かい

遡上するのは辞めましょう!

典型的な島国根性丸出しですね・・・多人数集まると気が大きくなる(笑)

 

まず九頭竜川サクラマスを釣りに来られる方には

ルアーアングラー、フライフィッシャーマンの2つに分かれます。

ルアーアングラーよりもフライフィッシャーマンは

より広いスペースを必要とします。

フライフィッシャーマンの後続に入る場合はルアーアングラーよりも

広いスペースを取って後続しましょう。

 

ローカルルールなんて簡単ですよね?

分からなければ、先に入ってる方に聞けばいい事だし

会話で解決することがほぼ100%だと思いますが・・・

近年一気にアングラーが増えて、

このルールをしっかりと守る方と、知らずに釣りをしている人とが

対立する場面も見ましたが、

「ローカルルール」だから・・・ではなく

気持ちよく釣りをする最低限のマナーだと考えましょう!

分からなければ、先行者に聞く。

それだけで解決することばかりです。

 

何も憶することはありません。

しかしトラブルを避けるためにルールを守っている人がいます。

そのルールを同じように守ることが

一番トラブルを避けることにもなるのですよ!

 

 

 

九頭竜川サクラマスポイント

ではグーグルMAPを使って

九頭竜川サクラマスの有名ポイントもご紹介しましょう!

 

 

最上流部 ハタヤ

 

松岡東幼稚園前

 

五松橋下流4本ポール

 

高速上流

 




 

※2月1日から全面解禁となる2月16日までは

これより下記のポイントでのみサクラマス釣りが可能です。

 

福松大橋下流

 

福松大橋浄水場前

 

R8号上流土管

 

R8号下流

 

アクア前

 

前田道路前

 

寺前水門前

 

森田小学校前

 

九頭竜橋上流

 

JR鉄橋下流

 

仁愛短大前

 

天池橋船着き場

 

中角橋

 

えちぜん鉄道橋

 

カントリー前(カプセルホテル・柳)

 

高屋橋上流

 

※下流側も高屋橋を境に2月16日以降全面解禁です。

高屋橋下流

 

 

 

九頭竜川サクラマス タックル

 

九頭竜川で好釣果が出ているルアーも参考にしてみてください。

派手目なカラーやグローなど良いです。

九頭竜川 好釣果サクラマスルアー

 

タックルは挑戦する年、シーバスタックルで十分だと思います。

九頭竜川上流で使うタックルと、下流で使うタックルは

大きく違うので、1,2年九頭竜川での釣りに慣れた頃に

購入するのが良いですよ!

 

(2017年高橋氏が釣ったサクラマス)

 

ライフジャケットに関しては、流速の速い場所で流された時に

浮力が充分に取れず、それよりも泳いで浅瀬にたどり着いた方が

良いと考える方も多く必ずとも必須とは言えません。

河川の釣り経験が無いのであれば、ライフジャケット装着するべきだと

個人的には思いますし

この辺りは自己責任でお願いします。

 

厳しい冬の釣りとなる九頭竜サクラマスですが、

年間何匹も釣る人に話を聞くと

「魚が入っていれば、だいたいどの辺りに魚が付いているか

分かる」とも言っていました。

そのサクラマスが遡上してくるタイミングは

水位変化だったり気温変化だったりもします。

 

そして当然海から遡上してくるので

中流域以降で釣りする場合は

潮汐も頭に入れて釣りをすると良いですね!

 

2018シーズンは雪との戦いから始まり、ここ数年では

一番人出が少ないかもしれません。

そんな時こそ初めて見るのも良いかもしれませんね!

九頭竜サクラマスはあなたを待っていますよ。




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