これは結果としてどうなるのかは分かりませんが
2019年春以降に年間1万匹ほど放流していた
サクラマス稚魚を4倍の4万匹に増やす。
定例福井県議会は23日、本会議を再開し、
清水智信議員(県会自民党)ら8人が一般質問した。
九頭竜川へのサクラマスの稚魚放流について、
県は2019年春以降にこれまでの年間1万匹から4万匹に増やす方針を明らかにした。
九頭竜川は「サクラマス釣りの聖地」として全国の釣りファンに知られており、
稚魚数を大幅に増やすことでさらに流域振興につなげたい考え。
長田光広議員(県会自民党)に対する理事者の答弁。
県水産課によると、サクラマスの稚魚放流は九頭竜川中部漁協が取り組み、
県が補助している。毎年4月と11月に5千匹ずつ計1万匹を放流している。
九頭竜川は遡上(そじょう)数が多いために人気があり、
昨シーズンは全国から約8千人が訪れたという。
19年春から稚魚数の4倍増を目指し、
国と県、勝山市の補助で同市内に勝山淡水漁業生産組合が整備し、
今夏ごろ完成する種苗生産施設を活用する。
九頭竜川の環境整備にも力を入れる。
県内水面総合センター(福井市中ノ郷町)が考案し、
全国で初めて天然サクラマスの産卵が確認された人工床(しょう)の設置や、
簡易魚道の整備で資源を増やしていく。
また西川一誠知事は、天然サクラマスの飼育と展示を兼ねた
大型水槽を県内水面総合センターに整備し、
良質な卵が安定的に採取できる研究を新年度から始めることを説明した。
「来館者が稚魚と親魚を観察しながら、生態の勉強ができるようにしたい」と述べた。
清水議員に対する答弁。
大型水槽は幅4メートル、奥行き2メートル、高さ2メートルで今夏ごろ完成する。
九頭竜川の天然サクラマスを20匹程度飼育する予定。
稚魚数を増加させることよりも、釣り人として興味があるのが
九頭竜川の環境整備。
いくら稚魚を放流し、サクラマスとなって帰って来ても
汚れた川では育たない。
幸いな事か、2017年九頭竜川は釣果の厳しさに比例するように
アングラー数も少ない。
それに比例してポイ捨てされているゴミも少ない。
しかし2016シーズン訪れたとされる8,000人の数値は
県の観光客として十分な数値ではないでしょうか?
どこでお金を落とすかにもよるとは思いますが・・・・。
九頭竜サクラマスを求めて8,000人も訪れたのは事実ですからね!
今後レジャー誘致として九頭竜サクラマス・・・・
面白くなっていきそうですね。