2018/04/28 AM4:30~8:00
中潮
風:強い 波:0.5m
ゴールデンウィークが始まり、金曜の夜は町が賑やかで
夜遅くまで騒がしい声が聞こえていた。
ハイシーズンに睡眠など必要無い・・・・
気持ちではそう思いながらも体は正直で
ベッドで横になると朝まで熟睡の為に熱いコーヒーを飲みながら、
海に行く準備を進める。
嵐の前の静けさの様にすれ違う車は少なく、
もしかしたら釣り場も貸し切りか?と思ったが
自分が海について立ち位置辺りに着くとゾロゾロと海に向かって歩いてくる
ライトの光が見える。
立ち位置はほぼ満員。
餌釣り、ルアー釣り、それぞれが思いを込めてキャスト開始。
たまに何か、小さなバイトの様な違和感がリールを伝って
感じるがまだ暗い為に気にはしなかった。
そして視界が開けてくると、海は雰囲気があり
波も良い感じ、左右斜めあらゆる方向から沖へと続く潮目。
完全に視界が開けてくると悪夢に変わる・・・・・・。
30分間ほどまともにキャスト出来ただろうか?
しばらくすると、立ち位置前方には数えきれないくらいの
流れ藻・・・・。
気付いた時には既に遅い。
キャストできる範囲はどこにもなく、引き潮の潮止まりが近づくにつれて
どんどん量は増えていく。
高水温で根から離れた藻は浮かび流れ出し
シャロー磯は藻に覆われる。
シャロー磯の唯一のデメリットである
「流れ藻のシーズン」
いつの間にか釣り人も一人、二人と減っていく。
流れ藻に嫌気が指してだと思うが
こればかりはどうしようもない。
シャロー磯の宿命・・・サーフでも磯に隣接していれば同じだが。
完全にGW釣行の出鼻をくじかれてしまった・・・・。
しばらく磯のタイドプールに生息している
蟹やイソギンチャクを探索して流れ藻が消えるのを待ったが
消える気配が無いので帰路に・・・・。
明日は知り合いに釣りを教える釣り教室。
何か釣れてくれると良いが・・・・。