釣り竿に表記されている「カーボン含有率」
カーボンがどれくらい含まれているかのパーセントを
表しているのだが、カーボンって何なの?と
知っているとちょっと釣り竿に使われている
素材に付いて詳しくなれます。
カーボンの元は何?
カーボンとは
炭、ガス、石油などが完全燃焼しない時に発生するのが「すす」
手に付くと真っ黒で流水で洗った程度では綺麗に取れず
石鹸で何度も洗ったことがある方もいるはずです。
このカーボンがアクリル繊維を原料にして高温で炭化した物が
ロッドなどに使用されている「炭素繊維」
炭素繊維は軽く強い
ロッドを作る素材において「軽い」という
他では代用できない大きな面を持っています。
グラスファイバーロッドなどカーボンとは違う材質のロッドもありますが
カーボンより軽く作ることは絶対的に不可能だそうです。
ゴルフクラブのシャフトから航空機にまで使われる炭素繊維
2006年に東レがアメリカの航空機メーカーの機体の大部分に使用する契約を結び
ニュースで大きく取り上げられ株価も上がりこの時に
自分も初めて「炭素繊維」という言葉を知りました。
航空機、人工衛星、釣り竿、ゴルフクラブのシャフト、テニスラケット、
昔は竹で作られていた剣道の竹刀まで炭素繊維(カーボン)を元に作られている。
シマノロッド素材のカーボンテクノロジー
シマノテクノロジー
ダイワロッド素材のカーボンテクノロジー
ダイワテクノロジー
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軽くて強いのに釣り竿としての唯一・・・・の欠点? 電気を通しやすい!
軽くて強い・・・耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性にすぐれ
何の弱点も無いかにみえるが釣り竿としての唯一の弱点が、
電気伝導性に優れる
電気が伝わりやすい・・・雷です。
アウトドアで使用する釣り竿なのに避雷針代わりになってしまう。
これはもうどうしようもないことなので、雷に気づいた時には
直ぐにロッドをその場に置いて非難を第一に考えてください。
航空機に使われている炭素繊維は飛行機が被雷しても大丈夫なのは
機体に被雷してもしっかりと電気を逃がす仕組みになっているので
大丈夫なのだそうですよ!
新しい新素材ロッドは登場するのか?
今では10ft、150g台のロッドまで登場しどんどん軽くなる釣り竿ですが
10年後くらいには10ft、100g台など持ってるか持ってないか分かんない位
軽いロッドが出来上がる新素材が登場するかもしれませんが
それまでは今回ご紹介した「カーボン」素材に敵う素材は
無いのでしょうね!