2019年4月28日に九頭竜川で開催された
『サクラマスアンリミテッド・ミーティング』
に参加してきました。
サクラマスアンリミテッド・ミーティング2019 開催概要
早朝からのゴミ拾いに始まり、会長の広瀬氏の挨拶。
そして漁協組合の挨拶(代理)と続いて
佐藤偉知郎氏、草野稔里氏、
そして九頭竜サクラマスを代表する森下映治氏の質疑応答を含めたトークショー。
若手アングラーとして実力を発揮している、橋本隆志氏、白川晃司氏のトークショー。
各メーカー協賛品のオークションやじゃんけん大会と盛大に行われました。
2019シーズン九頭竜川で残念な事故が起こりましたが、その為の一つの安全対策としての「レスチューブ」の使い方。
”安全装備を付けていても慢心してはいけない”と、自動膨張式ライフジャケットが開かなかったことが2度もある!と
語っていた佐藤偉知郎氏の言葉は多くの方の胸に届いたと思います。
サクラマスアングラーとしてライフジャケットなど安全装備を身に付けない時代は変わりつつあります。
今後も多くの方に普及していってもらいたいと思いました。
若手九頭龍サクラマスアングラー・橋本隆志氏と白川晃司氏の台頭
広瀬会長、森下副会長の次の世代となる
このサイトでもよく取り上げさせていただいている「橋本隆志」氏と
サクラマスアングラーに留まらず、ソルトアングラーとしても驚異的な釣果を叩き出している
「白川晃司」氏のお二人が、敷居が高く感じる九頭龍サクラマスシーンを引っ張って行く存在へ。
今シーズンも多くの釣果を上げている二人が、
普段どのように九頭竜川でサクラマスを狙っているかの
ルアーアクションの方法から、流し方など大変参考になりました。
そして橋本氏が質問していた、
「狭いポイントで対岸へのアングラーとのマナー」
自分も気になる質問でした。
両岸にアングラーが対比した際にどうするのか?
佐藤氏、森下氏共に、やはり「声をかける事が大事」とお話しされてました。
これには自分も同感で、フィールドですれ違った際に挨拶をしても無視されたことも在りますし
橋本氏が質問されていた同じ九頭竜川のポイントで
杭になって30分以上動かないので「対岸から流させても良いですか?」と大声で対岸に声掛けしたら
「お前、待ってることも出来んのか!俺は県外から来てるんだぞ!!」と怒鳴られたこともありました。
30分待ちましたし、県外から来てるんだぞ・・・?
まぁそうですか、地元だし出直します~とそれから混み合う時間帯や、駐車場に車が多い時間帯は
必然的に九頭竜川へ行かなくなりました。
地元だからと遠慮しているわけではないですが、やはり県外から多くの時間とお金をかけて
九頭竜川へサクラマスを狙いに来ている苦労も分かるし、1匹を釣り上げた歓びを感じてもらえたら
地元民としてとても嬉しいです。
今シーズン川で会った名前すら知らない初めてお会いした方が、
10数年ぶりに1匹釣り上げた話は、自分の事の様に嬉しかったし、自分も生きてる間に1匹釣れればそれで良いと
余裕を持った気持ちで短時間だけ九頭龍サクラマスを狙いに行っています。
色んな思いを胸に、九頭竜川へ多くの方が集まります。
そしてサクラマスアンリミテッド・ミーティングは、
人との交流、マナーや安全装備を含めたことへの再認識、
釣果だけを求めた釣りではない九頭龍サクラマスへの皆さんの思いが伝わる
温かいイベントでした!
まだ2019九頭龍サクラマスシーズンは続きます、人との出会いや山に目を向ければ
素晴らしいロケーションです。
ぜひ楽しんで良い思い出を残して帰ってくださいね!