同じルアーの全10色以上ある
ルアーカラーを全色揃える一部の人を除き
多くの方は揃えても数種類でしょう。
どう考えてもそのカラーは
人へアピールしているだけで
魚へアピールしてるのかどうか意味不明なカラーもある。
魚に聞いたわけではないけど、よく似た色で代用できる
カラーをそう思います。
メーカー側も発売時から一気に10色以上を展開し
思い描くカラーが無い方が少ない。
多すぎるルアーカラーは必要なのか?
人は魚に対してアピールするカラーを選びたい。
しかしメーカーは人に対して
「このカラー釣れそうだな」とアピールするカラーを
販売してこそ、商売として成立する。
まずここに矛盾が生じ、
魚と会話できないのだから当然こんな矛盾が生じる分けで
ルアーメーカーは幾重ものテスト釣行を重ねて
カラーも釣果数が良い物を選択して販売する。
メーカー(人に対して販売して成立する)
↓
購入者(魚を釣ってこそ釣れるルアーとして成立する)
↓
魚(小魚だと勘違いし釣られてルアーフィッシングが成立する)
しかし釣り人とは奇妙な物で独特の世界観を持つ。
「人の多い、人と同じ釣り場では釣りたくない」
しかし自分の釣った釣果は知ってもらいたい。
SNSが良い例です。
これをルアーに当てはめると
「人と同じカラーばかりでは面白くない」
自分の選んだカラーで釣りたい!
自分で選びたいわけですね・・・・・
12色発売されているカラーの中から、
釣具店でまず選び、そして釣り場でも選ぶ。
選択の連続が
「釣れた!」ではなくなくて「釣った!」感覚を
大きくさせる。
メーカーも実際は3色くらいがコスト的にも当然安いだろうが
10色程度は販売せざるを得ない。
ベイトカラーだけではなく、紫外線の強弱、
水の濁り、ボトムの色などなど・・・。
ここで面白い話が。
Ted を欠かさず観ている、大好きな方はいますか?
毎回斬新な内容でテーマに付いてプレゼンテーションが繰り広げられる
この番組ですが、面白い内容があります。
内容は「普段、人間が一日にどれだけ多くの選択をしているのか?」
この中でのジャムを題材にした実験が面白い。
24種類のジャムと6種類の様々な味のジャムを
お店の入り口に並べ、
どちらの設定がより多くの人が立ち止まって試食するのか?
結果
24種類のジャムは60%の人が試食し、
6種類のジャムは40%の人が食した。
しかし購入した傾向は
24種類のジャムを試食した人のうちたった3%、
6種類のジャムを試食した人は30%もの人が
購入した結果となっている。
結果、6種類のジャムの味見をした人の方が
約6倍も購入する傾向が高い結果に!
面白いじゃないですか!
24種類もあれば、多くの方の目には留まるが、
購入する確率は
6種類と少ない選択肢で選んでもらった方が
購入する。
ルアーカラーもコーナーにたくさんのカラーが並んでいると
きらびやかでアピールするが、
実際には少ないカラー色を販売した方が
売り上げは伸びるのかも!?知れませんね。