以前ご紹介していた、ジャンプライズ井上友樹氏が自分で釣りを楽しむ為に使用していた
「ジャンプライズ製ハードプラグ」
何を狙っていたかというとアオリイカ。
3年前にブログで少しだけ公開し、その後一切表に出す事なく地道に開発を続けてきた新ルアー。
ついに初公開です。
私はアオリイカが以前から大好きです。
ここ数年はほとんど記事にこそしませんが、本業の合間を見ては毎年様々な実験を繰り返していました。
アオリイカ=エギング。
各社から様々なエギが発売されていますが基本、形も性能も近いです。
確かにエギは釣れる。接近戦はエギが最強でしょう。
私もアオリーQで育ってきた世代ですから今までたくさんの大型アオリイカをエギで釣ってきました。
ですが、エギでは攻略が難しいシチュエーションも多々あります。
そんな中、プラグであれば攻略が可能なのでは?と思い開発に着手したのが2015年6月でした。
エギだけではなく、違うスタイルの釣りもあってはいいのではないか?と考えるようになり、
ハードプラグでアオリイカを狙うようになりました。
既に2キロオーバーも複数仕留めています。
私は水深のある磯からのアオリイカ、藻だらけで遠投が必須なシャローのアオリイカが大好きです。
自分のスタイルに合わせて開発を進行してきたわけです。
この釣りは基本はエギと同じワンピッチで攻略。フォールの間の取り方だけ感覚が少し異なります。
スラッグを出す事で斜め前方へ横っ飛びスライドします。
一般的にエギは前方への移動距離を抑え、横に飛ばせる設計の方が良いと言われる事が多いですが、
磯やシャロー帯では横ではなくスライド入射角を少し前方へ振り水を強く押すスライドの方が大型のアオリイカを寄せる力があると私は思っています。
あとは重要なのが飛距離です。
上の写真のサンプル形状は初期段階のプロトで今は更に5段階程進化しています。
飛距離を出すための内部構造、形状設定は私の最も得意とする分野ですので限界まで絞り込んでいます。
もう少し実績が積み上がり、動画も公開した後、反響があれば発売も考えています。
そうなった場合、金型を二つ起こし、布巻きタイプとホログラムタイプの両方を用意しようと思っています。
経験では布巻きよりもホログラムのギラギラ反射の方が遠くから寄ってくる事が多いと思うんですけどね。
趣味の分野にはなりますが、プラグで狙うアオリイカ。
めちゃめちゃ楽しいですよ(笑)
ジャンプライズ・エギングはハードプラグでアオリイカを狙う
Instagramで公開していた画像を見るとウェイトは3種類。
17g/21/25g の3パターン。
予想では通常アオリイカを狙うエギでは届かない相当な飛距離が出ると思われる。
確かに、サーフエギングや立ち位置から深場まで60.70m先に届けば釣れるだろうなぁと思うフィールドは数多い。
昨今のエギング人口の盛り上がり方から見ても、釣り場は混雑し真正面にしかキャストできない時も多い。
そんな中で沖にキャストしてアオリイカにアピール出来るジャンプライズ製エギング用ハードプラグが発売されれば
一人勝ち?なんてことも出来るかもしれませんね。
何より飛距離が出ることは釣りをしていて楽しいしエギだけでしかアオリイカを狙わないスタイル+違ったアピールも出来る事で
よりエギングの幅も広がるでしょう!
まだ発売するかどうか未定だそうですが、今後もテストをし反響が大きければ発売との事で気になる方はいいね!しちゃいましょう。