メディア報道でご存知だと思いますが、
福井県は雪に覆われ、
交通、経済、生活がパニック状態に陥ってます。
連休と重なったことで、まだまだ大きく表面化していませんが
被害や生活に支障が出てくるのはこれからだとも思います。
今後も雪が降りやすい日が続く予報も・・・
そこで最低限自宅で出来る備えをご紹介します。
雪や寒さに備え自宅で出来る事「お湯が凍るのを防ぐ!」
① 気温が3度下回るときは浴槽に水を少し出して置く
水道関係の知り合いが多いのですが、
「みんな一番肝心なお湯を出して寝ることを忘れてる。」と
口を揃えて話してます。
夜、気温が下がる日は「もったいない」ですが
お風呂の浴槽に水を貯めて寝ましょう。
ガス給湯器の場合
今のガス給湯器は、リモコンを付けたままでも
種火は無いので(一部25年以上前の給湯器は除く)
出湯量で点火します。
心配な方はリモコンを消しても、(電源コンセントは抜かないで!)
器具内の凍結予防ヒーターは
約5℃前後で自動でONしますので
リモコンを消して浴槽にチョロチョロお湯側を
出して寝ましょう。
※出湯量が少なければ給湯器は点火しませんので。
追い炊き機能付きガス給湯器も、
お湯を浴槽にチョロチョロ出すのは同じですが、
残り湯でも良いので循環口より上までお湯を残しておけば
自動で凍結予防のためにポンプが自動運転しますので
追い炊き配管の凍結を防止することが出来ます。
灯油ボイラーの場合
灯油ボイラーの場合はリモコンを消さずに
お湯が冷めると勝手に燃焼し、器具内のタンクを
設定温度を保つために(減圧式タイプ)
リモコンを消さずに浴槽にお湯をチョロチョロ出して
寝ましょう。
追い炊き機能付きは、ガス給湯器と同じように
循環口より少し上まで水をためて置きましょう。
エコキュートの場合
エコキュートの場合も基本的には同じですが
リモコンで設定温度を水に設定し
浴槽にチョロチョロ出して寝てください。
追い炊き機能付きはガス給湯器などと同じで
循環口より上まで水を張って置きましょう。
もしも凍結してお湯が出なくなった場合
今回の冬の場合、凍結してるのは
給湯器などのお湯の配管よりも、
器具近くについている給水バルブが凍る事例が多い。
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それもボールバルブよりも
下記画像の様なストップバルブが
凍結の原因となる事例が多い。
この部分にお湯をかけたりドライヤーの熱風を当てたり
その様な方法もありますが、
配管が損傷する恐れがあります。
日中気温が上がるのを期待して、
お湯が出る蛇口を全開にして置き自然解凍するのを
待つ方法しかありません!
やはり肝心なのは、
水を浴槽に出して置くことで
水道管の凍結の多くを防ぐことが出来ます。
そして凍結してしまったとしても、
お風呂の残り湯を浴槽に残しておけば、
水道管が凍結した場合にも、
トイレの排水に
使用出来たり、何かと便利なことが多いです。
雪国に住んでいながら、ここ数年の暖冬で
配管が凍り、お湯が出なくなることなど
すっかり忘れていましたが、ちょっとしたことで
配管凍結は防ぐことが可能です!
まだまだ夜には氷点下になる日が続きます。
お湯が出ない生活は不便なことが多いので
夜寝る前には必ず浴槽にお湯の蛇口から水分を出して
寝るようにしましょう!