個人的な思い

釣りに必要な事はすべて釣堀が教えてくれた。

皆さん釣り堀は行かれたことがありますか?

釣り堀は自分の原点で、3歳ころに父親友人4グループと初めて漁港で釣りをする。

その後、晴れた日は必ず父親に連れられて河川へ釣りに。

そして北陸の冬は長いので冬から春にかけては毎週のように釣り堀へ。

その釣り堀の池に泳いでいたのは黒々とした真鯉。

釣れた重量でポイント制があり、隣のお好み焼き屋さんでもポイントが使えるし

エサもポイントで買うことが出来たと思う。

子どもでも、釣れた重量で大人と競うことが出来たのは面白かった。




 

釣りの大事な事はすべて釣り堀で学んだ!

毎週のように釣り堀へ行くとこの場所に魚が溜まるとか、

日差しが出て水温が上がるとよく釣れ出すとか、釣れるために色んな事を考えた。

まず、

風の強い日は、ウキの重さよりもエサを軽くし棒ウキを立たせずに水面に寝かして

当たりが来れば立つように。

隣のお客さんの邪魔にならないスペースを開けて座る。

寒い日は陽が出て暖かくなると魚が釣れ出す。

寒い日は釣れるタナが深い。

噴水がある近くはよく魚が釣れる。

室内の屋根付きの堀もあったが特に噴水周り、コーナーがよく釣れる。

竹竿でしたが釣り上げる時にロッドを立てすぎると折れる。

大物が釣れた時、竿を寝かしながらイナスことも覚えた。

コイは吸い込んでエサを食べる。

など、父親に教えてもらったというより自分で学んだことの方が多い。

父親もそこではライバルとしてみていたから。

正方形の敷地、どの場所で一番釣れるのか?自分で1時間おきに場所を変えたりもした。

今でもその時考えてたことを鮮明に覚えてるほど釣りが好きだった。

常連の上手いオジサンの釣りをジッと見て学んだことも大きい。




すべて釣りに必要なことは釣り堀で学んだ。

中学生になり、部活に勉強に忙しくなったこともあって釣り堀に行かなくなった。

その釣り堀はいつの間にか取り壊され今では跡形もないが

その道を通るたびに、釣り堀に行くのが嬉しくてしかたなかった小さい頃のことを思い出すし、

釣りの後に父親と食べたお好み焼きは、今でもはっきりと覚えている。

 

これから寒くなり海は荒れて釣りが出来ない日も多くなるが、

釣り堀に行ったことのない方、ぜひ体験してみてください。

ゆっくりと流れる時間の中で自分の釣りを再確認したり、さらに釣りが上手くなるかも!

釣り堀は家族でも友達とも楽しめるし、一人でも楽しめますよ。

 

 

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