暑くなると猛烈に襲う喉の渇き・・・・。
海で釣りをしていて、飲料水が切れてしまった。
「水はすぐそこにいくらでもある」
でも海水って飲んだらダメなの?
ダメです!
もしも子供さんに聞かれても分かり易く答えれるように
今回はそんな疑問にお答えしましょう!
「海水を飲んではダメな理由」人間の塩分を蓄えれる容量は限界がある
我々人間の体内は
胎児で体重の約90パーセント、新生児で約75パーセント、
子どもで約70パーセント、成人では約60~65パーセント、
老人では50~55パーセントが水で満たされています。
体内に入ってくる水が無いと排泄物も出なくなり
体内のバランスが狂います。
まず、衛生面で海水を飲んではいけない事は当然です。
塩分が多い料理を食べると喉が渇きますよね。
喉が渇くと人間の脳は
「水分を補給しなさい!」と指令を出します。
それと同時に腎臓へも
「水分の調節をしなさい!」と指令を出し
尿の量を抑えます。
腎臓は血液の不要物を体内に入ってくる水を利用して
綺麗に洗い流してくれるろ過装置の様な物。
ろ過された不要な水分や不要物が尿として出てくるわけです。
簡単に説明すると、
塩分が体内に入る
↓
水分補給
↓
尿として排泄
喉が渇く。
トイレに行く。
人間の体内の中で常にこのバランスを保っています。
海水を飲むと腎臓がオーバーヒートしてしまう!
喉が渇いても真水を飲んでいればこのバランスは通常崩れる事は
ありませんが
人間の体の中にある塩分量は1%未満(0.8~0.9)
これに対して海水の塩分量は3%
もしも海水を大量に飲んでしまうと
腎臓は
「塩分をろ過するのに大量の水が必要だよ~」と
脳に問いかけます。
喉が渇くということで指令を出します!
しかし3%もの塩分が体内に入ると
腎臓のろ過装置はオーバーヒート!
こうなってしまうと脱水症状を起こし
浸透圧の影響で体の中の細胞からも水分が逃げだしてしまい
体内で内臓も細胞も正常ではなくなり機能不全に陥ります。
喉が渇く~水分欲しい~水分補給は
生きて行く上でとても大事な行為です!
しかし「水分ほしい~」は海水では補えない事で
我々人間は塩分が無い、塩分の少ない、
水、お茶、ジュースなどでそれを補っています。
海の水を飲んではいけないことが分かりましたか?
近年、海水を飲み水に変える技術も進化して
高額ですが、海洋深層水なども発売されています。
技術がもっと進化して簡単に海の水を飲み水に変えることが出来れば
水不足問題のすべてが片付くのに・・・・・・。
え?でも水ばかり飲んでいても脱水症状起こすけど
この辺りが人間の素晴らしい体内の神秘と呼ぶのか
難しい所なのか。
逆に真水ばかり飲んでいると体液がどんどん薄くなっていく。
そこでそれ以上体液が薄くなるのを止める為に
喉の渇きの指令を止めてしまう。
その状態が続くと『脱水症状』を引き起こすのですね!
夏の水分補給は真水よりも清涼飲料水が良い
海水を飲んではいけない事は塩分濃度が高すぎる為に
ダメだと分かりましたが、
夏の暑い時に塩分が無い水分よりも少しの塩分摂取も大事!
そこで水分と同時に体内に取り込むことが出来るのが
清涼飲料水ですね。
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汗を大量にかく夏の暑い日には
小まめな水分補給&ミネラル摂取が重要ですが
体調が悪くなってきてからでは遅いので
肌の露出を防ぎ、頭なども帽子をかぶり
肌を直接太陽に照り付けられることの無い装備で
釣りやアウトドアを楽しみたいですね!
そして、1にも2にも水分補給。
ペットボトル飲料は凍らせて持っていくと
冷たさも長持ちするので便利ですね。