昨日の釣り中、救急車か消防車の音が鳴り響いていた。
暫くすると、200~300m先をヘリが何かを捜索するかのように
え?こっちへ向かって飛んでくる・・・・
自分が釣りをしていた近くを旋回していた。
旋回から何かを見つけたのか?ヘリは同じ位置でホバリング。
救助船が近寄ってくる。
暫くして救急車鳴り響く。
ヘリ帰還の流れが自分の釣りをしていた目の前で繰り広げられた。
昨日の釣行記でも書きましたが、
凪の日の様な弱い波しか寄せて来ないと油断していると
突然数分間?数十秒?大きなうねりがある波が打ち寄せて来たり
ルアーチェンジする際も5m程下がり、波から目を離さないように
正面を向き警戒しながら釣りをしていました。
沖で小さなゴムボートかカヤックか分かりませんが
浮かんでいたのは陸からも見えた。
そのしばらく後の出来事で、もしかして?とは思った居ましたが
転覆か、自力帰還不能で救助されたのか詳細は分かりませんが
海上保安庁「海の事故情報」に記載されてました。
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/kainan/kainan.pdf
事故が起きた時間8:30分頃は一番波は収まっていた時間。
風も突然突風が吹いたり無風になったりで
海に出れると判断を誤ったのでしょう。
週末の度に天気が悪い日が続き、
「釣りをしたい気持ちも限界だったのでしょう。」
しかし、現在冬です。
昨日の水温は約18℃・・・・
海上保安庁発表の「海水温度と生存時間」によれば
18℃だと12時間以下だそうです。
突然海は牙を向きます。波に感情なんてない。
死亡事故にならなくて本当に良かった。
しかし「釣りの魔力に呑まれてしまっていたのですね。」
釣りをしたい・・・・魚を追い求めたい気持ちは
正確な判断を鈍らせるほど強い魔力。
数日前にも若い釣り人が磯で落水し命を落としています。
これから天候の急変する冬の厳しい釣りとなっていきますが
一にも二にも「撤退する勇気」を持ち
また違う日に釣りを楽しめば良いじゃないですか!
※海で落水、事故などを見かけた際は
118番へ通報することをお忘れなく!