人の少ない磯へ通っているが
たまに漁港に立ち寄ったりサーフへ行ったり沢山の釣り人と出会います。
ほとんどが、おはようございますやこんにちは!の挨拶だけで終わるが
話しかけてくるほとんどが「釣れてますか?」から会話が始まる。
釣れてますか?今着たところなんだけど・・・と
まぁコミュニケーションの一つなのでどうも感じる事は無いが
ある日出会った方は違った。
まだ辺りは真っ暗で月明りも雲に隠れ闇に包まれたある日、
自分が車の中で待機してると
コンコンコンと窓ガラスを叩かれ「こんばんは!」と籠った声が聞こえる。
え!こんな真っ暗で突然何?と身構えるのが普通な状況。
空手黒帯、警官の幼馴染に急所打ちをみっちり仕込まれた自分には怖いものなんてない(笑)
殺気ムンムンでドアを開けて外へ出る。
だいたい顔も見えない様な真っ暗闇の夜中にドアを叩き、
何の用だ?と身構えると、
殺気を感じたのか?思ったよりも高身長のやつが出てきて驚いたのか?
何度も「突然ごめんなさい!」と平謝り。
「ここ初めて着たんですけど、車に釣竿見えたので釣れるか聞きたかったんです」
「釣れるかどうかは海に聞いてみたら?」
石原裕次郎・・・加山雄三ばりにセリフを決めると
「ははは~そうですね・・・」と苦笑いをされる。
その後が長い。
良い話し相手を見つけたと思われたのか
永遠と
○○漁港に居たんだけど、人だらけで入る所がなくここに来た、
〇ギング人口が増えて自分の釣り場が占領されただの、
どんだけしゃべるんだ?と呆れるくらい
こちらは「そうなんですね」とだけ永遠答える。
このやり取りが真っ暗闇の中、
車のメーターランプしか灯りがない海辺で永遠と続くわけですよ。
一般的な人であれば、「そうですね」と繰り返す自分の言葉の声の雰囲気などで
話したくないのは分かりそうなものだが・・・・。
「要点がない話が長い奴は仕事が出来ない。」昔働いてた社長が話してたのを
思い出した。
最近も、わけの分からないフリーで仕事をしているというやつが突然連絡してきたかと思うと
「あなたの実績は?」「経歴は?」「どこと取引してます?」と
マシンガンのように捲し立てる奴がいた。
ア〇ぺか?
どこぞの誰かも知らない自称SEO対策?
だいたい自称でSEO対策が得意という奴ほど
何の実績も無く、マイナーキーワードで1位を取ってます!などの
SEOを知らない人にしかアピールできず、
本当に実績がある者から見れば失笑するワードを公開してしまう勘違い者です。
おまけに一緒に組んでる会社名を出すと「外注ですね!」
もうア〇なのですか?
少し調べてみると、納期遅れで鬱だなんだと言い訳し、
クライアントから「裁判を起こして訴える!」と、業界で有名な社長から言われた人と組んでるようだ(笑)
まぁどうでもいいけど、あなたとあなた達にミリ単位の興味もわかないので。
小さな世界で生きてください。と思った。
話がそれましたが、徐々に明るくなって準備をしている横でも
永遠と、釣りについて話し続けている。
グローカラーがほにゃほにゃ・・・・
○○○〇社のテスターは○○○○で釣果偽造
1日でアオリイカを100匹釣った
などなど
「知らんがな!」といい加減話が終わらないかとイライラしながらも
釣り場に向かう準備も終わり
「釣り場に行きますので。」話し続ける会話をぶった切って
あ~話聞いてるだけで疲れたと思っていると
後ろから「お気を付けて!」と大きな声が聞こえた。
「おまえもな!(笑)」
そしてその日はバコバコと青物を釣った記憶に深く刻まれる一日となった。
彼は元気だろうか?
口動かす暇あるならロッドを出そう(笑)