釣りを楽しむ、海・川・湖などは人々の生活に大きく関わっている。
魚介類を食べるための漁が行われ、水辺での遊びが行われ、
1年を通して不特定多数の方が訪れます。
水の中には釣りをしない人達からすれば想像を絶する光景がそこにはある。
エギ16000個
海中投棄されていた物を2ヶ月間
うちの地区の漁師さんが集めただけでこれ釣り人は反省して下さい pic.twitter.com/hPRowQt4Te
— おさかなおじさんDETONATER @yojimbo (@fishfishoji) September 10, 2020
画像に映っているのは、エギ・ルアー・タコエギ・タチウオテンヤなど
針が付いたままのルアーたち。
すべて根掛かりし、ラインが切れ海底に取り残された。
釣り人に悪気はない。
魚を釣るための道具が糸から離れて海に沈めばそれはゴミとなる。
多くの人達が議論に参加しているが
- 釣り禁止にしろ
- ライセンス導入
- 水に溶ける釣り道具開発
などなど
今までもたくさん議論されてきたし、これからも変わらないでしょう。
一人一人が気を付けて・・・・
何を気を付けるの?
根掛かり回避のテクニックや道具もあるが100%は絶対にない。
ラインの結束、ラインの摩耗度をチェックしルアーロストをしないよう心掛ける。
釣りの知識がない方のためにお話ししておきますが
絶対に切れないラインで釣りをすれば?と思う方がいるかも知れないが
釣りにはタックルバランスという概念があり、対象魚の大きさによってライン(糸)の太さは変わります。
特に漁港内などで釣りをする場合は細めのラインを使う釣りが多い。
細いから切れやすいという訳でもなく、大きなヒラマサを狙うタックルでも岩にこすりつけられて切れる事は多くある。
また海底近くを泳ぐ魚を狙う釣りになればなるほど、根掛かりのリスクは大きくなり
自分も当然のように今まで数多くのルアーを根掛かりで海の底へと置いて来ました・・・。
ルアーメーカーもルアーロストに関しては声を出せない。
漁師さんも漁具を引っ掛けて海底に置き去りにすることはあるので
声を出せない。
釣り人はもちろんルアーロストするので声を出せない。
釣りをしない人からすれば、
”釣り針が付いた釣り道具は危ないもの”として、水辺にこれだけ多く落ちている現状に衝撃を受けたかもしれない。
しかしこれだけの量、釣り具製品は経済活動としてお金が動くのも事実です。
そんな中で、この問題を大きく取り上げたツイートは素晴らしいと思います。
もしかすると今後何かが変わっていくかもしれない。
何釣りをする人が~、どんな道具を使う奴が~ではなく
釣り業界として、表に出て大きくされたくない問題を見事に的を得て
考えなければいけない大切な問題ですからね。