波が高くなってくる時を身近に知っているアングラーでも
土用波は急に1回の高波となって押し寄せるので釣りに集中していれば
尚更気が付きません。
沖縄辺りに台風が接近してくると関東辺りでうねりが発生し
通常の2倍以上の高さの波が発生します。
その場で吹く風によって起きる「風浪」は夏の時期にいつも吹くので
ルアーをキャストしても飛ばない・・・・・と感じる水面に細かく白波が立つ
ものですが、
「うねり」は遠くで吹き起こった風が起こし、山と谷の高低差のある波が
うねりを伴う波です。
この波が立つ時は釣りなんて出来ませんよね。
うねりは100波に1波が1.5倍、1,000波に1波が2倍ちかい「一発波」になる。
大潮満潮時にこの土用波が重なると最も危険であり、沖縄近辺に台風が来るときは
釣り場の波は高くなくても十分に注意してくださいね!
お盆に水に近寄るなと昔の方が言っていた一つが
この「土用波」が危険だからと、土用波が波と一緒に運んでくるのが
「くらげ」。
この理由から土用波が起き、クラゲが接岸する理由から、
「お盆には水辺に近寄るな」になっている地方が多いそうですよ!
夏の暑い時期に入り、ライフジャケットを未着用する人も増えてます。
堤防等であっても必ずライフジャケットを着用してください。
堤防は足場は良くても波に救われる一番危険な場所との認識を持って
波が少しでも高い時は近寄らないように!!