子供が溺れるときは静かに溺れる。
TVなどで溺れるシーンのイメージは
「バチャバチャ手足を激しくばたつかせ、大きな叫び声を上げる」
こんな状況を想像することが多いと思いますが。
実体験を含めて話します。
子供が後ろで溺れているのに気付かなかった
数年前・・・・子供がまだ3歳の頃の話です。
子供でも普通に立てば胸より上まで
水中から出る水深のプールで浮き輪を使って遊んでました。
もちろん自分もプールの中へ一緒に。
そのプールは自宅の近くで道路に面している為に、道路とプールとフェンス越しに
話したりもできます。
たまたまその日は自分の友人が犬の散歩をして通りがかり、自分たち親子を
見つけた友人は「お~~~い!」と声を掛けてきました。
それに気付いた自分は水深も浅いし、浮き輪もしているし子供から目を離してしまいました。
プールの中央辺りにいた自分がプールから上がろうと、出ようと思った時
何気に子供の方を見ると、溺れている・・・・・・・・!!
声も出せずに手足はバタつかせるというよりは空に向かって漕いでいるかの様な光景で。
浮き輪から体が外れ、足も着くはずなのにです!!
急いで子供に駆け寄り、水を激しく飲むことなく事なきを得ましたが、その夏は
「プールには二度と行きたくない!」と言って一度も行きませんでした。
(その後プール教室に通い3年目、今ではプール大好きです)
しかし、今でも溺れた時のことを憶えていて、あの時は
「パパー!」と声も出せなかったようです・・・・
この件とは別に友人の子供は海で一瞬目を離した隙に、溺れて近くにいた人に
助け出されたそうですが、自分の直ぐ2m程横で溺れていたそうです。
2m横で溺れていても気付かないのですよ!
溺れているのに気付かない
人は溺れると水を飲まない様にと呼吸をするのに必死で声など出せません。
手足をバタつかせるのも室内で二人きりのプールでは無いのですから
音など聞こえる訳がありません。
海でも同じです、波の音、風の音、周りの声等で溺れている人の音など聞こえません。
目を離さない事が一番大事です!
海やプールは監視するライフセーバーがいるところが多いですが、人が多い時期は
当然目の行き届かない時も出ます。
ライフジャケットを着て泳ごう
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海でライフジャケットを着ながら泳いでいる子供たちはまだまだ少ないです。
しかし万が一の場合ライフジャケットは命を救ってくれる確率を上げてくれます
ライフジャケットを着て入れば目を離していれるから安心ではありません。
人間誰でも気が緩むことがある、もし自分のスマホが鳴っていたら直ぐに電話の方を
見てしまいますよね?
その一瞬に子供は溺れるかもしれません。
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