宇宙開発に関わる連邦機関[NASA]
実は宇宙に関する事だけを研究しているわけでは無くて
環境の事や生物の事なども莫大な費用を元に研究しています。
そのNASAが発表している、
海に浮かんでいる浮遊ゴミはどこに流れていくのか?を見て
これは将来起きると言われている、水を奪い合う戦争と共に
ゴミを流して環境破壊するな!と訴える国が出てきそうな程
衝撃的な結果ですね。
世界のすべての海域に浮かぶ観測用のブイ。
そして1990年の海に流れているゴミ。
まだ量は驚くほどではない。
しかし2000年頃になると・・・・
既にこの時点で海のゴミの量は数倍に膨れ上がっている。
そして2013年ごろ
数倍どころか数十倍?程に拡大。
プラスチック製品が普及したころから海の浮遊ゴミも増えたのでしょう。
手の付けられない状態です。
日本海で釣りをしていても、地元の河川から流れてきたと思われる
日本で販売されているお菓子やペットボトルのプラスチックごみ、の他に
ハングル語で書かれたゴミも当然多いですが、裏を返せば
日本語表記の日本から出たごみが世界のあちこちへ流れて行ってるわけです。
ゴミで戦争が起きるとは思わないが、言語表記でどこの国から流れ出たかは
一目瞭然ですね・・・・・
そして1985年から始まった観測の35年後の2015年。
5つの海域にゴミが溜まってしまう事が分かっています。
NASA Scientific Visualization Studio
日本を中心で考えるとアメリカ西海岸沖にゴミは流れています。
先日お伝えした ペットボトルで埋め尽くされる東京の河川この画像の
プラスチックごみは、やがて海へ出て海流に乗ってアメリカ西海岸へと
到達していくのです。
これが自然界では分解されないプラスチックごみの脅威。
まずは身の回りのゴミはゴミ箱へ捨てる事から始めるしかありませんね。