サーフでの釣りに使用するブーツなどは
「浸水するとどうか?、砂が入って不快か?、重さ」を重要視しています。
先日購入した「リアス・ニューリーフブーツ」早速サーフで履いて来ました。
まずこれは磯ブーツでありサーフでの着用はメーカーとしては推奨しておりません。
「磯で最大限のポテンシャルを発揮」するものだと思います。
自分はサーフで履くために今後もオススメ出来るかどうか試して来ました。
ではいってみましょう。
あれ?水が浸入しない!リアス・ニューリーフブーツ
まず履きやすさは、サイドのジッパーが大きめでくるぶし当たりの位置まで開くので
非常に掃きやすく、暗闇でも容易に履けました。
ブーツを履いた状態はこんな感じ。
さて入水。
サーフでは朝一のマズメ時には近距離まで魚が入ってくることがある為に
膝位までウェーディングする時は、波が高くない「凪」の日と
陽が上がってからである。
少しずつ入水するがブーツ部のくるぶし辺りまで水中に入っても全く浸水してこない。
これには驚いた。ジッパー部まで水の中なのに浸水しない。
そして完全にブーツ部が水中にまで入るスネ辺りまで入水すると、浸水。
「キューっと」水圧で指の部分が押しつぶされる。
ブーツタイプのウェーダーで味わうあの感じです。
リアスニューリーフブーツ内にも浸水すると、さすがに重い。
ブーツの中は水で圧縮されたかのように締まり水が出て行かずに締め付けられる。
ネオプレーン部から少しは出ていくがそれでも重い。
今まで履いていた磯足袋は隙間から水も砂も入ってくるが隙間だらけなので
水はすぐに抜け重さを感じなかったので
「足に掛かる重みについては、今までとはマイナス面に。」
サーフでも抜群のグリップ力
サーフでの釣りでグリップ力の必要性を求める人は少ないと思いますが
これがスパイクがあるとないとでは全く違う!!
サーフは平面ばかりではなく、斜度が付いている部分からキャストしなければ
いけない時もありますが(急深サーフで斜度が付いているところが多い)
やはりスパイクが砂に食い込む分しっかりと地面をホールドしてくれるので
足に角度が付いていてもしっかりと地面に食い込み安定感を生み出す。
この点は磯足袋もリアスニューリーフブーツも同じでした。
砂の侵入・・・1粒も砂が入ってこない!!
磯足袋は購入から1年以上たつので疲労してきたこともあり
あちこちから砂が侵入してくる状態に。 あまりにも酷い時には
水から上がり一度脱いで砂を出すほど。
しかし「リアスニューリーフブーツ」は砂が一粒も侵入無し。
ブーツ上部さえアンダーウェアで覆っていれば一切の砂の侵入は無い。
これも驚き。
ただマジックテープ部には砂が挟まっていたがはたくと簡単に取れました。
それと履くときは容易でしたが、脱ぐ時にはかなり圧迫されて締め付けられていたので
ブーツタイプのウェーダーを脱ぐ時のように力を入れて脱がないと簡単には脱げず
内部にたまっていた水がゴボゴボ出ました。
例えば沖磯へ泳いだりする場合は水抜けがあるブーツに軍配が上がる。
リアス ニューリーフブーツは脱ぐまで水は抜けません。
Rearth ニューリーフブーツをサーフで履いた感想
砂の侵入は全く無いし、何よりブーツが完全に水の中に入るまでは全く浸水しない!
この点が素晴らしいですね。
帰りにはいつも簡易シャワーかペットボトルで
磯足袋から砂を洗い流して帰宅してましたが
その手間も一切なし。パンパンと叩けば砂はブーツにほとんど残っていなく
帰ってから家の中が砂だらけになり家族に怒られることもない!
浸水してからの重さについては唯一のマイナス面だが、
磯足袋が軽すぎて先の部分が又割れしているのもあり
この点に関しても履き心地では磯足袋に勝てる物は無いのかと思います。
夏の釣りには水が侵入しても冷たく無く、重さが軽い磯足袋に軍配が上がるが
水温が下がってくる寒い時期には水に濡れても
ブーツ内から水が抜けない為に温まる
「Rearth(リアス)ニューリーフブーツ」をお勧めします!
- 春、リアス・ニューリーフブーツ
- 夏、磯足袋
- 秋、リアス・ニューリーフブーツ
- 真冬の厳寒期はブーツタイプウェーダー
サーフの釣りでのブーツ装備を変えていくのがベストだと感じました!!
ただ冬期間はブーツ内に侵入した水が抜けないので
温まり寒くはないが、冬、絶対に濡れたくない人には向かないですね。
ウエットスーツと同じ原理でスーツ内に水が溜まり抜けないから
体温で温まり寒くない原理ですが、風が吹けば話は別。
やはり外気温が寒い時は冷たいです!
リアス・ニューリーフブーツ
磯足袋