魚の生態

イカナゴ・コウナゴの漁獲量が調査開始以降最低

色んな魚が漁獲量過去最低を記録する中

漁師さんにとっても大事。

養殖業者にも大事。

釣り人にとっても大事。

 

そしてフィッシュイーターにとっても大事な

食物連鎖の底辺を支える小魚。

イワシとイカナゴ・コウナゴも年々激減し、

海域によっては漁獲制限をして資源を回復させる努力を

されている地域もありますが、水産資源としては悲しいほど

激減していると言わざるを得ないでしょう。




 

大阪湾でのイカナゴ漁が本格的に始まったのは昭和50年代前半。

57年の漁獲量は約6700トンにもなった。

年によって漁獲量の増減はあるが、

ここ10年では平成23年に約2860トンの漁獲量があった。

しかし、27年は約803トン、昨年はさらに約40トンにまで激減した。

 

産経ウエスト

 

 




今年よく言われた、高水温の為に回遊ルートが変わった。

日本海の方では冷水が北の方から降りてこない為に

近海に魚が寄らずに外洋を泳いで通過してしまう為に

不漁になる魚が多いとも聞かれますが、結局は小魚が

近海に寄らない為に多くのフィッシュイーターもベイトを追って

沿岸部までくる必要が無いから?ではないのでしょうか。

 

海の食物連鎖の底辺と呼ばれるイカナゴ・コウナゴ・イワシ。

我々人間も食べ物として色んな食べ方や加工品として

食べているわけですが、このままだと高騰し

高級品となり一般庶民にはありつけない魚となってしまうのでしょうか?

 

更に釣りの観点から見ても、小魚を追って大型魚が沿岸部に

近寄らないとなると、ショアからの釣りも更に釣れなくなっていくのか?

ジワジワと食物連鎖が崩れていく事が露見する時代に突入し

漁業に携わる方や我々釣り人だけでなく

多くの方にこの状況が伝わると良いです。

 

知らないでは何も変わっていかない。

海の資源が減り続けていることがもっと多くの方に

知れ渡ると良いと思ってます。

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