磯釣行が増え、サーフでは根掛かり知らずでしたが
磯ではどうしても根掛かりする時があります。
ボトム着底からさっさとラインを回収しなかったり、
ボトムぎりぎりを狙う為に藻の根元に根掛かりして
取れなかったり・・・・・・。
まずは根掛かりした時の外し方からご紹介します。
回収率80%~90%の根掛かり回収方法
根掛かりしてもむやみにロッドをしゃくらない!
やりがちですが、いや・・やりたくなりますが
根掛かりした事が分かったら絶対にロッドでシャクらない。
明らかに海藻の上部で少し引っ掛かった程度であれば問題ありませんが
どこに根掛かりしているのか分からない場合は
シャクるのは1度か2度まで。
無暗にやるとロッドが折れるだけでなく、
根掛かりしているフックがドンドン食い込んだりします!
ラインを引っ張り弓矢の様に離す
海の潮通しの良い場所の場合は、根掛かり後に
まずリールを巻いて糸ふけを取り、
ロッドに少しだけテンションを掛けた状態で
ラインを持ち少し引っ張りながら
「ググ~っ」とテンションをかけてパチン!とラインを離す。
この時にラインのテンションが一気に放出されて
食い込んだフックが緩む場合があります。
何度か繰り返してみてしばらく放置すると
潮通しが良いと水流の流れで自然と外れたりもする。
それでも外れない時に今からご紹介する
個人的に回収率90%を超える
お金のかからないこの方法を試してください!
スナップにナスオモリ(シンカー)を付けて根掛かり回収
簡単です。
用意する物
- ナス型オモリ
- スナップ
ナスオモリ10号か12号を使ってますが、スナップに入れて
根掛かりしているPEラインにスナップを取り付け
ロッドを立てて途中の海藻や岩に
オモリが根掛かりしてしまわない様に
ロッドを立てて腕を伸ばして高い位置から送り込みます。
根掛かり場所まで「シュ~ッ」と送り込む。
基本的には市販されている根掛かり回収機と同じ要領です。
DAIWA ダイワ ルアーキャッチャーヘビーウェイト |
因みに回収機は一部遠い距離まで届く物もありますが
基本は10m~30m以内の範囲しか届かない。
自分が根掛かりする場所は80m程、沖です。
ナスオモリで根掛かり回収方法「遠い距離の根掛かりにも対応できる」
PEラインに乗せて根掛かり地点に到着したら
ここでロッドをチョンチョンシャクル。
縦に数回、横にも数回。
(決して強い力でシャクらないでください)
チョコチョコ細かく動かす。
トップウォータープラグをドッグウォークさせる程度で。
「トン、フワッ」と外れたら一気にライン回収!!
ここでモタモタしているとせっかく外れたフックが
再度根掛りするのでさっさと回収しましょう!
ナスオモリ(シンカー)を使用した根掛かり外しの方法は
遠くの距離でも無制限に根掛かり地点に到達できるし
1個、100円か200円です。
唯一のデメリットは、
根掛かりしたルアーアイ付近のショックリーダーに傷がつく
回収したら必ずショックリーダー、
末端数m間のPEラインにも
傷が付いて無いか必ず確認しましょう!
傷と言う程までではありませんが、ショックリーダーは
ナスオモリをチョコチョコ動かしたときに
折れ曲がりの様な傷が付くので
自分は必ずリーダーを少し切ってスナップを接続し直していますよ!
驚異の根掛かり回収率!
この方法でやれば、どんなに遠く、深い位置でも
ナスオモリは根掛かり地点まで到達してくれるし
回収率は驚きの80~90%を超えています!
根掛かりしたと思ったら、殆どロッドをシャクったりせず
素直にナスオモリ根掛かり回収方法を使用した方が
回収率は圧倒的に高くなります。
上級者になるとロッドを煽ったり、立ち位置を変えたりで
何に根掛かりしているのかを見極めて上手く外す人もいますが
根掛かりは根気との勝負だけど
さっさとナス型オモリを投入した方が
ルアー回収率は格段に良くなると思いますけどね!
※この方法でもイマイチ根掛かり回収が悪い方は
多分オモリがルアーに届いてい無い可能性が考えられます。
オモリガルアーに当たっていると、ロッドを煽った際に
コン、コンと感度が伝わるところまでしっかりと送り込んでみてくださいね!