日本全国のサーフで同じような状況が起きている。
サーフで釣りをされる方は気付いていると思いますが
『年々、砂の部分と波打ち際までの幅が狭くなっている』
九十九里浜と同じ現象が日本のあちこちで起きている。
福井県も某堤防や漁港にサーフから流れてきた砂を
浚渫(水底を掬って土砂を取り除く)しているのを
見たことがあるが、サーフで釣りをしていると
ここ数年でも急深サーフが場所によっては
30mあたりまで腰までの水深に浅くなっていたり、
海水浴で有名サーフは遠浅のはずが年々深くなっているそうです。
浚渫しサーフからサーフへ砂の移設をするにも
砂鉄などの含有量で砂の質が変わってしまうそうで簡単には出来ない。
T型突堤ヘッドランドにすると砂の捕獲能力はUPするそうだが・・・。
サーフへ釣りに行く地区の漁協関係者に聞いた話は、
「また離岸堤を沖に作る」話なども出ていたそうですが
海苔などの漁業に影響が出るのでは?との事で反対者が出ていたとも聞きました。
砂の欲しい所は削り取られていき、砂の要らない所には砂は溜まる。
人が作った人工建造物が自然から罰を与えられてるようなものですね。
海水浴場を初め、サーフフィッシング出来るサーフが
大げさな話ではなく
数年後には日本全国であちこち消滅していくのかも知れません。