5年ほど前のデータだが色々と統計を取られた方がいます。
まずは日本人の行うスポーツランキング
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7233.html
2001年と2011年を比較すると、釣りを行う人の数は6.1%も少なくなり8.1%と
日本人の約12人に1人程度釣りをする事になる。
意外に多いような気もするが、2016年のデータは有りませんがきっと2%程度は低下していそう。
続いて都道府県別人口比率
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7233.html
上位3県はというか、圧倒的に九州にアングラーが多いのが分かりますね。
唯一、東北の山形県が平均値を上回っています。
北陸など平均値を下回り、川も海も良い釣り場があるにも関わらず釣り人口は少ない。
他に何か娯楽が盛んなのかな?と思ってもウィンタースポーツ程度しかパッと思いつくものはない。
2016年現在、釣り場が混雑するのは青物が釣れる時期や情報が回った時だけ・・・・・
磯などの釣り場そのものが狭い場所は別だが、例えばアオリイカが不調と聞こえれば
堤防や漁港でアオリイカを狙う人が激減。
情報1発で釣り場が混み釣り場が閑古鳥にもなる現状ですね!
大きなフィッシングショーも終わり、今年の発売になる釣具も色んな種類が登場しますが
釣り人口は減少しているのに大型釣具店は増えている・・・・・個人経営の釣具店も
まだ何とか耐えているが限界に来ているところが多いでしょう。
日本釣用品工業会が発表している 釣り用品の国内出荷は上がり続けています。
日本釣用品工業会H.Pより
http://www.jaftma.or.jp/standard/pdf/2016_19_kokunaijyuyoucyousahyou.pdf
2016年もプラス成長を予測されているそうですが、どんどん釣具の定価が
釣り人口の減少に反比例して価格が上がっている。
自分のいる業界も定価ベースで10年前の倍の価格になっているのでどこも同じですけどね。
他人事のように数値だけ眺めていたが、まだまだ原材料の高騰、為替によって値上がりする
一方でしょう。