平成28年10月1日より12種類の魚を含む
計24種もの生物が特定外来生物に指定され
飼養、栽培、保管、運搬、放出、輸入等の規制が開始されます。
魚類は生物の中で約半数ですが、アクアリウムで飼育されている方を除き
我々アングラーにはあまり関係の深い魚はいませんね。
<爬虫類> 計5種類(2種、3交雑種)
ハナガメ (Mauremys sinensis)
ハナガメとニホンイシガメ(Mauremys japonica)との交雑種
ハナガメとミナミイシガメ(Mauremys mutica)との交雑種
ハナガメとクサガメ(Mauremys reevesii)との交雑種
スウィンホーキノボリトカゲ (Japalura swinhonis)
<両生類> 計4種
ジョンストンコヤスガエル (Eleutherodactylus johnstonei)
オンシツガエル (Eleutherodactylus planirostris)
アジアジムグリガエル (Kaloula pulchura)
ヘリグロヒキガエル (Bufo melanostictus)
ブラウンブルヘッド (Ameiurus nebulosus)
フラットヘッドキャットフィッシュ (Pylodictis olivaris)
ホワイトパーチ (Morone americana)
ラッフ (Gymnocephalus cernua)
ラウンドゴビー (Neogobius melanostomus)
ヨーロッパナマズ (Silurus glanis)
かわかます科 (Esocidae)全種
かわかます科に属する種間の交雑により生じた生物
ガンブスィア・ホルブロオキ (Gambusia holbrooki)
ナイルパーチ (Lates niloticus)
オオタナゴ (Acheilognathus macropterus)
コウライギギ (Tachysurus fulvidraco)
<植物> 計3種
ビーチグラス (Ammophila arenaria)
ツルヒヨドリ (Mikania micrantha)
ナガエモウセンゴケ (Drosera intermedia)
強いて言えば、霞ヶ浦で釣れる「オオタナゴ」でしょうか?
注目されていた「アリゲーターガー」ですが
<ガー科>
ガー科(Lepisosteidae)全種
ガー科に属する種間の交雑により生じた生物
指定までスケジュール(予定)
平成30年2月頃: 特定外来生物に指定
4月頃: 「飼養・運搬等」、「譲渡」、「輸入」等の規制開始(開始後6ヶ月以内に既に飼養等をしているものについて、申請が必要)
すぐに特定外来生物に指定することは難しいらしく
2年後に指定となる予定だそうです。
指定されたことによって直ぐに効果が出る物ではないですが
広く知られることにより、今後もあちこちで駆除をする
動きが出てくるとは思いますが
駆除をするのも人なら繁殖させたのも人ですから!!