長野県上水内群信濃町にある「野尻湖」
野尻湖に生息する「ソウギョ」
1mを超える個体にのみ年間10尾まで賞金出しているそうです。
賞金額はなんと・・・・1万円!!
今年はすでに3匹届け出があり、賞金が渡されたそうですが
このソウギョは元々は中国原産の魚。
船の舵取りが難航するほど繁殖した水草を駆除する目的で
水草を餌とするソウギョが放流されたそうですが、
水草を食べ尽くしてしまい、水草が生態環境を保っていた
生物や水質浄化作用まで破壊してしまい今度は
ソウギョが追われる立場へと・・・。
賞金首にかけられる。
野尻湖の水草の生態を元へ戻すためであり
大型化してしまったソウギョを釣り上げるには時間を要するため、
偶然かかっても途中で糸を切ってしまう釣り人も多いという。
賞金はこうした放棄されるルアーや釣り糸を湖底に残さないためでもある。
野尻湖はブラックバスなどの外来魚全てを駆逐するのではなく、
あくまでも豊かな水草の復活を目指している。
豊かな水草は豊かな生態系につながる。
だそうですが、以前紹介したアメリカの話を覚えてますか?
同じことを招きそうですね。
どうしようもなく四面楚歌、苦肉の策で出た案なのでしょうが
人が生物を操り思いのまま操作することなど不可能だということですね。