日本のあちこちで本格的な冬を前にカニ漁が始まり
ニュースなどでも話題になってますが
こちらは先日、
猛毒で話題になった「ウモレオウギガニ」
日本では南西諸島に生息しているはずが
2016年11月、和歌山県の伊勢エビ漁の網にかかり
生息が確認されました。
2011年にも和歌山県すさみ沖で捕獲されており
高水温の日本近海を北上している可能性が高いそうです。
主な見た目の特徴は
ハサミの先端が黒い。
甲羅は名前の通り扇形で、斑模様に鱗の様な突起した表面。
カニに毒がある、
それも貝類の猛毒「サキシトキシン」麻痺や呼吸困難を起こす
フグ毒「テトロドトキシン」青酸カリの850倍の毒性を持ち
300度以上で加熱しても分解されない。
この強烈な2つの猛毒を持った「カニ」がウモレオウギガニ。
毒が甲羅にしみ出す恐れもある為に、素手で触った場合は
すぐに洗う事をお勧めします。
カニなんてすべて食べれると思っていたし、生活している地域だけの
毒魚、毒生物だけの知識では足りない世の中になってきましたね。
まさかこんな所に毒生成物はいないだろう・・・・・と
決めつけてはいけませんね!
生息しているとされる地域外で発見した場合は、
近くの水族館や報道機関に連絡し、
広く注意、と周知してもらう事が良いと思いますね。
地球温暖化って思っている以上にいろんな面で
恐ろしい事なんだな・・・とも思いました。