2018年3月NEWモデルの『ステラ』が発売されました。
過去4年間隔で発売されて、アングラーの創造上回る
リールであり、巻く道具として回転を感じさせない
異次元を作り出すステラ。
ステラSWもそうだが、凪の日に
海でリールを巻いていてもリールからは音一つ聞こえない。
無音に近い。
その18ステラをスペック、14ステラからの変更された点など
詳しく見ていきましょう。
18ステラのコンセプトは
「成熟は結実する」
- マイクロモジュールギアⅡ
- サイレントドライブ
- Xプロテクト
この3つのテクノロジーを搭載。
詳細はまたシマノ公式で発表されてからにしましょう!
見た目はこんな感じです。
15ツインパワーそっくりだと話題になってますね。
しかし、村田基氏も話してましたが・・・・
18ステラは「大人のステラ」
この意味が分かるようになるには過去のステラシリーズも
つかっていなけっれば分からないと思う。
18ステラだそうです。 pic.twitter.com/hHGNswDDs3
— がちむち・M・むーさん (@hikogatimuti) 2017年12月21日
18ステラ
悩ましいね笑#STELLA#ステラ#SHIMANO pic.twitter.com/up9RZZdG0L— チャンクス✧釣りバカ🎣 (@EluStylish) 2017年12月21日
シマノリール最高峰『ステラ』の3つの魅力 搭載されるシマノ最新テクノロジー
リールに求める性能はトラブルの少なさ等、
今時誰も求めない。
トラブルレスで当然になっている。
当然対象魚によって、使うリールの番手は違うわけですが
特に求められるものは
『巻き心地』です。
実際に魚をかけてリールを巻く時間なんて
釣れないリールを巻いてる時間に比べれば
数百分の1秒程度かも知れない。
だからこそ、巻き心地が求めらる。
シマノリールの中でも、「マイクロモジュールギア」を
搭載しているリールは
ステラ・ヴァンキッシュ・17エクスセンスで
ハイエンドモデルにしか搭載されていません。
マイクロモジュールギアとは、
歯を可能な限り小型化した機構です。
細かい歯を密に、かつ数多くかみ合わせることにより、
強度を低下させることなく滑らかな動力伝達を実現。
巻き上げ時のギアノイズが低減し、
感度も飛躍的に向上しました。
ベイトリールでは段階的に導入してきた
マイクロモジュールギアですが、
構造的な制約の多いスピニングに組み込むには
高度な技術を要します。
精密なギアを寸分の狂いもなく支持できるのは、
高剛性&高精度のメタルボディがあるからこそです。
ヴァンキッシュは実際にサーフで何度か
使わせていただきましたが、
普段ツインパワーメインの自分にとって
あの滑らかさは・・・・・・・
「なに!このヌルヌル感・・・・。!!」
衝撃を受けたのを今でも覚えています。
今回発売される18ステラには
より改良された「マイクロモジュールギアⅡ」が搭載され
顕微鏡レベルで見えるノイズすらも
消すことによって
これ以上のヌルヌルした巻き心地を味合わせてくれるのか
楽しみですね!
更にサイレントドライブ機能も搭載。
マイクロモジュールギアⅡによって滑らかになると
ギアの僅かなガタつきもノイズになる。
このノイズを抑える設計だそうです。
マイクロモジュールギア&サイレントドライブ
2つの圧倒的な回転する際の違和感を消す設計で
巻いていることすら感じさせないほどの
滑らかさ。
そしてツインパワーXDに搭載された
Xプロテクトを搭載。
ボディ部の防水性能はIPX8相当。
Xプロテクトに関しては
14ステラのラインローラー内部のベアリングが
腐食し、ラインローラーが回らなくなる不具合も
出ていたので、Xプロテクトに期待したい。
13ステラSW、14ステラ、15ツインパワーなど
この2013年~2016年に発売されたフラッグシップモデルは
「メンテナンスフリー」で本格的に分解をしなければ
メンテナンスできませんでしたが、
「18ステラ」はラインローラーもメンテナンス出来る仕様に!
これは素直に嬉しいです!!
Xプロテクト
ローラークラッチ部には接触型トリプルリップ構造を採用。
特殊グリスを充填することで摩擦抵抗を抑え、
シルキーな回転性能を損なうことなく
高い防水性能を実現しました。
X-SHIELDを組み合わせることで、
ボディ部の防水性能は防水規格IPX8相当の強力なものとなります。
巻き心地、巻いている事を忘れるさせ、
繊細な当たりを得る事も可能、
そしてより完全に近付いてきた防水性能。
18ステラのスペックで大きく変わった点を
ご紹介します!
18 STELLA 1000 SSSDH
ギア比:5.1 実用ドラグ力:2kg 最大ドラグ力:3kg
重量:175g
Nライン:2lb-100m,3lb-60m
Fライン:2lb-80m,3lb-55m
PEライン:0.3号-120m,0.4号-90m
巻き上げ量:64cm
ハンドル:38mm
ベアリング/ローラー:12/1
定価:80,800
- ダブルハンドルモデル登場
- SSSスペシャルシャロースプール標準装備
アジング・メバリングなどの
ライトゲームに重宝する1000番手に
ダブルハンドルモデル「1000SSSDH」が登場!
18ステラの1000番手は14ステラと比べて
スプールサイズの口径が3㎜小さくなり
キャスト時に、
ロッドガイドに余計な負荷が掛かり
飛距離を出せない原因となるスプール径を
極限まで小さくし、飛距離アップを図っています!
大きな変更は無し
19 STELLA C2500 SXG
ギア比:6.4 実用ドラグ力:2kg 最大ドラグ力:3kg
重量:180g
Nライン:5lb-110m,6lb-95m,8lb-70m
Fライン:4lb-130m,5lb-100m,6lb-80m
PEライン:0.6号-200m,0.8号-150m,1.0号-100m
巻き上げ量:86cm
ハンドル:45mm
ベアリング/ローラー:12/1
定価:80,900
- C3000SDHHGが新たにラインナップへ加わる
エギングに重宝していたダブルハンドルモデル「C3000SDH」が無くなり
「C3000SDH」は2019年6月追加販売されました。
「C3000SDHHG」ダブルハンドル・ハイギアとなって
登場します!
- 4000MHGが新たなラインアップへ加わる
1000番手では18ステラのスプールは
口径が3㎜小さくなっていますが
実は4000番手では光景が3㎜大きくなっています!
「4000HG」が無くなり、「4000MHG」が登場。
なぜミディアムスプールなのか??
「4000XG」は登場するので糸巻き量を比較すると
PEライン1.5号
4000MHG=200m
4000XG=320m
年々PEラインは強くなってます。
それに合わせるかのようなフィネス(繊細な)釣りにも
対応出来る4000MHGなのでしょうか?
これはステラ4000番手を使うからこその
番手となるかも知れない!
シマノリールで4000MHGがあるのは
上位機種では「EXCENS」シリーズと18ステラのみ。
このステラ4000MHGには個人的に大注目。
釣具全体のタックル進化で登場してきた番手と言えそうです!
ギア比:6.2 実用ドラグ力:7kg 最大ドラグ力:11kg
ギア比:5.8 実用ドラグ力:7kg 最大ドラグ力:11kg
18ステラ5000XGはツインパワーXDでも登場した
SWモデルではないシリーズでは最大口径となる番手です。
5000番手になると求められるのは軽さや巻き心地よりも
大型青物や大型魚がヒットした時にスムーズにライン放出する
ドラグシステムだったりパワーに負けないギアの強さ。
サーフで大型青物、
サーフも行くけど磯丸、ヒラスズキゲームもやりたい方には
求められていた番手ですね!
5000番手と言ってもシマノプロスタッフの言葉を借りれば
「もう一つ上の番手・・・つまり6000番手並みの剛性!」
SW6000番台になると自重も大きく重くなります。
その辺りの事を考えても悩ましい番手ではありますが
4000番手ではギリギリのファイトだった魚のサイズでも
5000番手を使う事で少しは余裕あるファイトが出来るでしょう!
そしてライン巻取り量が違うために、
サーフでオオニベを狙うような方や、
サーフも行くけど磯で磯マルやヒラスズキも狙いたい方などに
PEライン2号を巻いても十分な量を使うことが出来るので
5000番のステラをお勧めします!
18ステラは我々の期待を上回る製品
3月に発売され番手により発売がずれたりしましたが
初期ロットは多くの方に既に使用されている。
特別大きな不具合が多発しているとも聞かないですし
売り上げも順調だそうです!
今回ご紹介した3つの機能が
18ステラの持つ新しいテクノロジーという事になりますが
リールにこれ以上の機能を
持たせることは出来ないのではないか?
そう思う事もありますが、期待を裏切ってくれる商品こそ
今後残っていくリールなんでしょうね!
ジャパンフィッシングショーで最大のメイン商品が
登場することになった訳ですが、
4年周期で発売しているから、進化はしていないが
発売しておくか・・・・・。
そんな程度のリールでは無いことは確かです!
釣りを始めて1年目などの方はいきなりステラを購入するのも
考えものかもしれませんが、実はミドルシップのリールを使うよりも
いきなりフラッグシップのステラを使う方が釣りが上手くなります。
リールから伝わる潮の速さや、海の中の目に見えない違和感を
より早く覚えることはとても釣りには重要で
ぜひまだまだ釣りを始めたばかりでも
臆せずステラを使って欲しいと思います!
未だ10ステラを愛用してる方も多く、
性能面では2代前のステラでも釣りには全く問題ないわけである。
しかし、フラッグシップモデルを持つ喜びや
道具を愛することも釣りの一部であり
ステラで釣りをする・・・・・
これは釣りを何倍も楽しくさせるし、所有欲も満たす。
釣り場でも当然願望のまなざしを向けられるリールだし
釣りは思い出として心に残るシーンも多いですが
その時に「シマノ・ステラ」と
釣り上げた魚はあなたの記憶の中で一生の宝物へと変わる。
[追記]
ジャパンフィッシングショーで18ステラ体感してきました。
見た目は、ゴールド感が無い分派手さを感じないが、
高級感あふれる輝き、自分が写り込むかと思うくらいに
磨き上げられたボディ。
これは個人の感性の部分で
色が無い金属の塊をどう思うか?
個人的にはシンプルなので好きな色ですが・・・
そして限りなく「無」に近い巻いている感じ。
4000番や5000番よりも1000番、2000番手を使うような
ライトゲームで
この巻き心地を手に入れたら・・・・・・
もう他のリールは巻けないのでは?と思う程
圧倒的な「無」に近い感じ。
当然ラインは巻いて無いが、ラインを通して
リールフットを支える右手、ハンドルを持つ左手から
水の動きや魚のバイトなど全ての感覚が研ぎ澄まされてしまう
釣りが出来ると思いました。
シマノ『ステラ』は使わなくともツインパワーやサスティンなど
他にも優れたリールは多い為に、
飛び抜けて価格が高いステラを持たない人も居るでしょう。
しかし、ステラを一度握ってしまったら最後。
なぜ多くの方がステラを使う理由が分かると思う。
巻いていることを忘れてしまう
「無の境地」に辿りついてみようではありませんか!!
シマノリールを長く愛用されてる方はご存知だと思いますが、
シマノリールは購入直ぐよりも、1か月ほど使い込んでからの方が
巻きのスムーズさがより洗練されてきます!
巻きのヌルヌル感と表現される方もいるが、
感覚が研ぎ澄まされる。
シマノが搭載するテクノロジーは
シマノリールの全てのテクノロジーの底上げになる。
中堅モデルにも数年前には信じられなかった
剛性や防水構造を持つリールも登場しこの1年は
更に目が離せない年となりましたね!
※追記
発売から半年が経過しましたが、
やはりラインローラーの異音が出る報告が多数あります。
特に釣行回数の多い方では毎釣行水洗いしているにもかかわらず
ラインローラーが固着し異音が出たりローラーの周りが悪くなる症状が!
まだ新しい間に異音が出た方はすぐにメーカーへ出しましょう。
異音はシマノ特殊撥水グリスDG18 でラインローラーの回転は良くなり改良されますが
恒久的な対策では無い為に
シマノラインローラーは改善が待たれますね・・・・。
歴代ステラが見れるこちらもご覧ください