磯ショアジギングを始めよう第2回はいよいよロッドやリール、ルアーまで
安全装備を揃えてからの選定になります。
磯ショアジギングを始めるライフジャケット、シューズ、ウエットスーツ装備
まず磯でのショアジギング装備はフラッグシップモデルを使っている人が多いです。
理由は簡単!頑丈だから。
フラッグシップモデルに比べて、その下に当たるモデルは樹脂が使われているリールなどが多い。
まさかの大物がヒットした時や、
磯までの道中、転倒や負荷が掛かるシーンも多く
やはりオールメタルで作られているフラッグシップモデルは頑丈です。
自分が使っているステラSWも傷だらけで、ラインが切れる様な原因になる傷はありませんが
置き竿をした時にロッドが転がってリールも傷だらけになったりと
ゴツゴツ鋭角な岩だらけの磯は傷付かないわけがありません。
そんな事も考えた上でのフラッグシップモデルですが、当然価格は高い!
初めて磯ショアジギングタックルを考える方に敷居が上がってしまいますが
お手頃な価格のモデルも発売していますのでそちらも併せてご紹介しましょう。
磯ショアジギングのロッドやリールはこれを選ぼう!
安全装備だけで3~4万。
ロッドやリールを良い者揃えると20万近く掛かってしまいますが
最近では大手メーカーも安くてそれなりに頑丈な製品もラインナップに並んでいます。
磯ショアジギングロッド
シマノ コルトスナイパーSS
エクスチューンに比べると、装飾や疲れにくいバランスは勝てないが
ロッドとしての性能はそれほど差があるわけでは無く十分に使え機能性も抜群。
5~6kgぐらいのヒラマサならそれなりに根がある場所でも/MH、
10㎏を目指すなら/H、
それ以上であればエクスチューンモデルにランクUPするしかありません。
ランクUPすると、ゼナック・MCワークス・ヤマガブランクスなど色んな選択肢があるが 受注生産だったり1か月や2か月待ちなど供給は不安定。
磯ショアジギングリール
リールはロッドとのタックルバランスで/MHに対して10000番手のリールなどアンバランスで意味がありません。
/MH~6000番手・8000番手
/H~8000番手・10000番手
この範囲で選ぶと良いですよ。
他にはPEラインを何号巻くのか?
これもロッドとのバランスがあり
/MH、6000番手にはPE2~3号まで
/H、8000番手にはPE3~5号までのバランスとなります。
5000番手より下の番手に関しては、磯で大型青物がもしもヒットした際に一気に走られてラインブレイクします。
リールのパワーが弱いからではなく、ロッドがまず耐えれるパワーが無い。
ロッドのパワーに合わせてリールとPEラインを選ぶことが最も大事であり
これがバランスです。
実際に大型青物であっても体を使ってポンピングで巻き取れば4000番手でも充分ファイトは出来ますが
スプールに巻けるPEラインの太さと量なども大きな番手になれば余裕を持てるので
全てがバランスです!
磯ショアジギング・プラッキングでオススメルアー
ルアーに関してはメタルジグか
トップウォータープラグ+飛距離を稼げるシンキングペンシルやミノーになるが
青物回遊を狙って一日中キャストし続けているのも飽きるので
合間に、キャスティング用鯛ラバを使ったりして遊べるとより楽しい磯釣りになります。
トップウォータープラグに関してはここ何年かは釣果が出るルアーがほぼ決まっており、
やはり、
泳ぎ+安定した飛距離が出るルアーじゃなければお話にならない感が強い。
ウッドに出せない飛距離をプラグが補うことで、価格も安くどこにでも売ってるものが強い。
磯ショアジギングタックルはお金がかかる!
磯でのショアジギングタックルは、釣りの中でも最も危険な場所での釣りになるため
安全装備に、強いタックルとなると価格も高額になります。
道具の劣化スピードも早く、ガイドのクラックが早い段階から入ったり
スパイクシューズのピンなど釣行回数にそのまま比例して摩耗する。
しかし、磯には夢があります。
数十m先から水深10m以上の深さで
大型回遊魚がヒットしたり、大型根魚が釣れたり、大型アオリイカが釣れるなど、夢のサイズに近付ける可能性が!
しっかりとした装備を持って磯ショアジギングを楽しんでほしいですが、
練習など有りません。いきなり実践です。
安全には常に警戒し、もしものことも必ず考えておきましょう!