まず突然ですが、釣りには可も無く不可も無い。
”絶対に今日は釣れる!”と過去の実績がある
- 潮回り
- ベイトの有無
- 波高
であったとしても釣れないときは釣れない。
だから釣りは面白い訳で、毎日行けば10匹釣れる状況だったら
多くの方が釣りを長く楽しめていないと思います。
しかし、全く釣れないと面白くないのも釣り。
多くのアングラーが週に1度か2度行けるかどうかの中で
どのように青物回遊を考えれば良いのか?
自分なりに出した結論を公開します。
青物回遊や時期、釣れる場所の秘密のはなし。
日本海や太平洋側、北と南でも大きく変わるとは思いますが
ひとつの目安として当てはめてください。
青物は回遊魚、固定砲台で狙うか?先週釣れた場所へ行くのか?
青物は釣れるタイミングにさえ当たれば、容易に釣ることが可能でもあり
場所と時間があわなければまったく釣れなかったりと
「表と裏」の当たり外れが大きい釣りでもあります。
それは実績ポイントであったとしても毎年同じではなく、
毎年同じ日時に釣れたら逆に気持ち悪いし面白くもないですよね。
しかし何かを指標にする事で釣れ始めるタイミングが分かります。
SNSです。
ご自身が釣りをする地域の釣果は必ず見ていると思いますが
圧倒的な釣行回数の多い方を見つけ、凡その場所に検討を付けます。
これは釣り場を探すためではなく、
「今どのあたりを青物が回遊しているのか?」を知るためです。
例えば釣果画像が10月1日○○漁港付近の磯と分かれば
自分の釣り場からどの方向に魚が回遊するのか?を調べたり経験のある方に
春・秋の回遊ルートを聞いてみましょう。
春だと南からの地域もあれば、秋は北の地域から釣果が出る釣り場もあると思います。
さぁここまで分かれば選択するのは固定砲台で同じ釣り場に通うか?
釣れてる地域に移動するか?ですが
自分は固定砲台をお勧めします。
青物を同じ場所で狙い撃つ固定砲台のメリット・デメリット
青物回遊ルート=ベイトの動きは今まで散々お伝えしてきたと思いますが
例を出してお話ししましょう。
(例1)
[簡単な釣り場のデータ]
○○漁港付近の地磯から南へ30㎞あたりの磯で青物釣果が上がる
約1週間~2週間後に自分の釣り場付近へ、
ベイト・青物共に回遊ルートが北上してくる。
↓
南から30㎞北上する日数は、それほど大きく変わりません。
なぜなら、魚には回遊する魚道が必ずあり潮の流れに合わせて回遊するからです。
この日数が狂う原因は台風だったり、天候が大荒れとなった場合で
その際は、ベイト・青物回遊は釣果が出る場所からリセットして考えましょう。
(例2)
[簡単な釣り場のデータ]
○○島付近のサーフから北へ10㎞の磯で青物釣果が上がる
約2~3日後に自分の釣り場付近へ、
ベイト・青物共に回遊ルートが南下してくる。
↓
サーフの場合は回遊して通り過ぎていく場合が磯よりも可能性が高いです。
ベイトが溜まるような条件が少なく、ベイトが抜けやすいからですね。
どちらの(例)の場合であっても、
同じ釣り場で固定砲台として狙い撃つメリットは
単純に集中できることと、回遊するタイミングを逃さないからですね。
簡単な事です。
デメリットは付近で青物釣果が多く出ているのに自分は蚊帳の外の気分で
悲しくなる・・・精神状態に耐えれるか?(笑)
回遊を待てるか?待てないか?それだけのことです。
待っても自分の釣り場を通り過ぎた辺りで釣果が出たのであれば
「そのシーズンあなたの釣り場に青物は回遊しなかった!」
それだけのことです。
次のシーズンに向けて青物が回遊する魚道を予想し釣り場新規開拓です。
青物を狙う釣りは難しくない
周りで青物釣れてるのに、
自分だけ青物が釣れないと嘆いている方は
そもそも青物が回遊しない釣り場か、その年は青物回遊が少なかったのか?
のどちらかでしかありません。
使っている釣具、ルアーが悪いのではありませんよ!
トップで釣れる魚はメタルジグでも釣れます。
メタルジグで釣れる魚はスプーンでも釣れます。
ミノーで釣れる魚はシンキングペンシルでも釣れます。
釣れないときにハマる『沼』に陥るのは
釣りを難しく考える人間の悪いところです。
きっとそのうち釣れます。
沼にハマって多くのルアーの特性を知り釣りスキルをUPさせるも良し!
このルアーでしか釣りたくないんだ!と執着する釣りもまた面白い釣りの一つでもあり
特に青物釣りは魚とのファイトも楽しい、食べて美味しい!
人生を豊かにするが、難しいものでは無いということを声を大にして言いたいです。
青物シーズン自分の釣り場に回遊するタイミングを想像するだけでも
ワクワクしますよ。