10年以上前に一番頻繁にサーフへ通って居たのですが、
その頃はジャクソン・アスリート
カラーはレッドヘッド・・・・・・これを所持していないルアーマンはルアーを語るな!
そんな感じの時代でしたね。当然 ラパラCDに然りです。
今のように何種類もルアーを所持して行くのではなく、ほんの数種類だけでの釣りが
多かった気がします。 大概3種類、ミノー、メタルジグ、ラトル入りのバイブレーションを持って
行ったり、取り敢えずレンジをトップからボトムまでカバーできる為の本数で充分でした。
しかしある日、サーフで隣に居たおじさんは数時間でシーバスを数十匹釣り上げているのに
自分の方は1匹のみ。
どんなルアーを使用しているのか見てみるが、何故か濃い色に見えるが模様などは全く見えない。
真っ黒なルアーだったのです。
その後、「ルアーを見せて欲しい」と言っても全く相手にされず 「魚さえいりゃ~なんでも釣れるよ」
と相手にもしてもらえなかったのですが、顔見知りになって1年後くらいでしょうか?
いつも そのおじさんは、ビニール袋にヒラメやらマゴチ、馬鹿でかいエソをぶら下げて
帰っていったのですが、ある時 遂にルアーについて話をしてもらえました。
まずはルアーカラー。毎回、同じルアーを使用してましたが、カラーは真っ黒でした。
アイも何もかも黒色。 それもマジックで塗ったお手製感有りありの黒です。
マズメ時だろうが、お日様が照っている日中だろうが真っ黒のルアー。
中身は冒頭で書いた ラパラCD ラパラ カウントダウン CD9 を自分でマジックで塗っていた。
当時釣具屋に少し誇りをかぶって売れ残っていた ラパラCDを早速マジックで塗りつぶし
そのルアーでヒラメにシーバス、何故かボラもよく釣れました。
特に黒色のルアーは魚にとってシルエットのみに映るからなのか、数釣りが出来ましたね。
そのうち同じルアーで釣るのに飽きてしまい黒いルアーを使用することは
少なくなりましたが。
人のほうが飽きてしまう程釣れた黒いルアーオススメですよ
文 Mオジサン 編集 The first one