福井県で親アオリイカが釣れています。
知り合いも行ったそうですが、根掛かりのオンパレードで「嫌になってしまった」と聞いて
彼の釣りを見ていると、藻に根掛かりしているのに
とにかく外そうと「力強くシャクり捲る!!」
オイオイ、やり過ぎだろ?と思う程に力強く。
「ロッド折れるよ!」とそんな感じをイメージしてみてください。
そこで回収率ナンバーワン!根掛かり回避はオモリ(シンカー)を使え!
をチョンチョンと送り込んでチョ~ンチョ~ンとかる~くロッドを煽ると
す~っと外れるのを見せてあげました。
根掛かり外しのコツ!状況をよく考えてみる
PE2号、3号~より上の太さのラインを使ってる場合はそれも一つの方法ですが
それでも強くシャクるのはよりフックが食い込む原因にもなります。
細いPEラインであれば、切れるのは当然ですよね。
根掛かりが発生した時に、その付近でこのような現象が起きていないか
まず確認します。
- 水面にヨレが出来ているかどうか?
- 波が立つのかどうか?
波が立つ場合は岩盤に絡んだ根掛かり。
ヨレが出来ている場合は透明度の高い偏光サングラスでよ~く見てみる
魚と岩盤との深さを把握することが出来る136偏光サングラスの透明度!
水中になにか黒い物がフラフラしているのであれば
「チョンチョンチョン」と
ラインスラッグを少しずつ出しながらティップが少し曲がる程度の軽い力で
何度も行い、藻に根掛かりしたフックの可動域を少しずつ増やして
食い込んだ部分に遊びが出来れば根気よくやれば取れます。
しかし、ここで力強くロッドを動かすと藻にドンドン食い込み、茎の部分に奥深く刺さっていると
太いPEラインでなければロッドを強く煽っても取れない場合が多い。
岩など硬い物の隙間に挟まっているのであればなおさら。
根掛かり外し、まずはロッドを置こう!ロッドをシャクって外す概念を無くす
まず根掛かりして軽くロッドをチョンチョンで外れない場合、
足場の良い所でロッドを離しましょう。
根掛かり外し方、その1 放置する
海の場合潮の流れや波の抵抗でPEラインが引っ張られます。
根掛かりを起こした際、人が出来ない沖に送り出すような動きも起こります。
この時にラインを張らず緩めずの状態にしておかないと
せっかく根掛かりが外れた際にラインがごちゃごちゃに絡まっていた!なんてことも。
決して張らず、遊びがある程度に休憩でもしながらラインを手に持っておきましょう。
しかしこのやり方は時間が掛かる・・・そんな方には
根掛かり外し方、その2 ナス型オモリを送り込む
回収率ナンバーワン!根掛かり回避はオモリ(シンカー)を使え!
ひと手間掛かるのは事実だが、さっとこの方法を使った方があっさり外れます。
コツは送り込む際にしっかりルアーやエギのルアーアイまで送り込むこと。
外れない!という人はしっかりと送り込めていないです。
根掛かり外し方、その3 一呼吸ついて指で張って緩める
どんな根掛かりも時間をかければ80~90%必ず取れます。
しかしそれをやっていると皆さん地合いを逃すような気分になったり
ルアーロスト+タイムロストにも感じるわけです。
根掛かりしたら、必ず一呼吸置きましょう。
ロッドを置いてPEラインを掴んでチョンチョンを繰り返す。
このチョンチョン、ラインを少し送り出して大きなストロークでやったり
ラインを少しだけ張って細かいストロークでやったりストロークを変えてやってください!
根掛かり外し方まとめ
あ~根掛かり!ってときは軽い藻などと判断できた場合以外は
取りあえずロッドを置きましょう。
力強くシャクればどんどん外れる確率は下がるのが根掛かりです。
特別難しい事はありません。根掛かりは外れるんです。
しかし皆さん焦って直ぐに強い力で何度かトライして余計時間が掛かる状況に陥っている。
ご紹介した3つの方法であれば根掛かり回収率80~90%ほどにUP出来ます。
自分がそうなりましたから。
あとは極力根掛かりしないラインスラッグ処理や着底から高速で巻きあげるなどの
細かなテクニックも大事ですよ。