魚の生態

夜光虫を見に行こう!夜光虫の発生条件や発生する場所、夜光虫の生態は?

先日の暗い時間からの磯釣行をしていた時にも

僅かながら夜光虫が磯際の波が砕けるときに見えていました。

 

真っ暗闇の中で青白く光る夜光虫は幻想的で

誰かに見せたい気分に・・・・・。




 

スマホで撮影しても綺麗に撮れませんでしたが、

実は夜光虫は日本全国で見ることが出来ます。

今回は夜光虫の発生しやすい条件や見れる場所の特徴を

教えましょう!

 

海が青白く光る原因の夜光虫は一体何なの?

https://ja.wikipedia.org/wiki/夜光虫

 

まず夜光虫とは海洋性プランクトン。

体長は直径約1~2㎜で

肉眼ではほとんど確認できませんが触手も持ち

他のプランクトンや藻などを食べる。

 

夜光虫が光る理由

ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応と呼ばれますが、

発光物質とその触媒となる酵素とが起こす化学反応により

物理的な刺激を受けると光る。

ただ海に漂っているだけでは光りません。

波打ち際で打ち付けられて光ったり、水面に石を投げたり

夜光虫が発生している波打ち際を歩いたりすると

青白く発光します!

 

 

夜光虫、昼間は光らない・・・・正体は赤潮

プランクトンの中では大きな部類に入るために

風、波に流されやすく潮の流れが溜まりやすい場所に

集まると大量発生となり暑いシーズンにニュースなどでも報道される

『赤潮』の一種が実は夜光虫なんですよ!

 

ただ夜光虫の赤潮は規模が小さく毒性もないが

養殖施設付近で発生したりすると養殖されている生き物が

大量に死んだりする。

普段は魚の餌となるのですが大量発生すると

溶存酸素量(水の中の酸素量)が低下し赤茶色に濁り

魚が寄り付かなくなる為に、

釣り人からは嫌われる自然現象でもある。

 

注意が必要なのは赤潮のすべてが夜光虫が原因ではない場合もあるので

赤潮が出てるから、夜に夜光虫が100%見れるわけでもないのです。

 

 

夜光虫の発生条件・発生しやすい場所

 

日本各地で春から夏ころに大量発生しますが、

日本海よりも太平洋側の波が穏やかな地域で見れる確率の方が

高いです。

特に晴天が続き一気に気温が上がる日に発生することが多い。

雨降り後の蒸し蒸しする翌日に大量発生しやすい。

 

サーフや海水浴場を初め、磯でも漁港周辺でも発生します。

 

夜光虫が発生しやすい場所は潮の流れが緩くなるような

漁港周辺の水の流れが無い所や

海がすごく生臭く臭うところで夜光虫は大量発生します。

 

発生する場所は昨年大混雑となっていたので

お住いの県のどこで発生するかは検索すればすぐに出ますよ!

大量発生すると漁港関連のH.Pで赤潮発生とアナウンスされるので

その日の夜に行かれると見れる確率が上がります。

 

夜光虫は臭い

夜光虫はプランクトンが大量発生し水が濁るので

臭いが発生します。

釣り餌に使う「オキアミ」のような、

生臭い感じの臭いがします!

これはプランクトンが集まっているので仕方ないですね。

 

夜光虫を飼育できる!

夏休みのお子さんの自由研究にどうですか?

夜光虫を飼育するセットが販売されています。

 

 

夜光虫が発生しにくい地域にお住まいの方など

発生するのは夜間だったりもするので

小さいお子さんを海に連れて行くのは危険です。

そこで夜光虫飼育キットで夏休みの自由研究に観察をしてみるのも

良い体験になると思いますよ!




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