気象

『福井豪雪』屋根雪下ろしに必要な物

福井県福井市災害対策本部からもお願いが出ていますが

 

・不要不急の外出を控え、特に車の運転は立ち往生の危険もあるため、できるだけ避けてください。
・今後の気象状況により、雨が降り、雪が重くなって建物が倒壊するおそれがあります。倒壊のおそれがある建物は屋根の雪下ろしなどを行ってください。地域でのご協力をお願いします。なお、複数人での実施、命綱・ヘルメットを着用する等、安全に細心の注意を払ってください。

 

住宅の屋根から雪下ろしをしてるお宅を

何件も見ましたが、まず

本当に雪下ろし必要??

これをまず考えてください。

転落して亡くなる方や怪我をする事故も増えています。

仕事も休みで時間もあるし、心配だから下すか?」的な

準備も出来ていない、知識もない状態での

雪下ろしは大変危険です!

 

晴れてる日の屋根雪下ろしも危険です!

融け出した雪は屋根の接地面に空気の層を作り

一気に滑り落ちたりの可能性もあります。

晴れて天気が良いから!と安易な気持ちで

屋根に上るのは止めましょう!

 

今回は雪下ろしの準備や必要な物をご紹介します!

 




 

屋根の雪下ろしに必要な安全を確保する必需品

まず、本当に屋根の雪下ろしが必要かどうか?

もう一度考えてください!

  • 屋根が目視で見て傾いてきている
  • 戸が急に閉まらなくなる
  • 襖が異常に重い
  • 空き家になっている家
  • きしむ様な異音がする

この様な状況で無ければ屋根雪下ろしは必要ありません。

生活している住居であれば、

暖房を部屋で使用しているだけでも屋根の雪は融けていきますが、

空き家になって生活していない家は屋根雪は融けにくい

 

 

屋根雪下ろしに必要な物

物よりもまずは人員です!

一人や二人では無理です。

最低でも屋根上に上る二人、下で見張る一人の

3人は必須です!

梯子を昇り降りする際も必ず支える力のある男性が

必須です。

女性の力では梯子がズレた時支えるのは厳しいです。

 

もしも一気に屋根雪が落ちて

生き埋めになった場合窒息の危険があるので

人数は多ければ多い方が良いです。

もしも3人集めることが出来なければ

専門業者に依頼しましょう!

地域の塗装店や便利屋サービスを行っている業者が

屋根雪下ろしを作業をしているところが多い。

 

また今回の豪雪で屋根雪下ろしに対して

助成金を出す市町村もあるのでご確認を!

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/291717

 

 

ヘルメット

低い屋根から落ちた場合でも

コンクリートの塀に頭を強打して亡くなる方が

圧倒的に多い。

そこでしっかりとフィットするヘルメットは

必需品です!!

梯子を支えたりする補助者も、万が一スコップなどが

頭上に落ちてくる可能性があるので

必ずヘルメットを被りましょう!

 

 

 

 

安全帯・命綱

俺は運動神経良いから落ちない・・・

屋根は滑ります。

落ちない自信があるから命綱を必要としないではなく

みんな落ちるから命綱をするのです!

スパイクブーツを履こうが、フェルト底のブーツを履こうが

滑るときは滑ります。

そして下まで真っ逆さまです!

 

 

 

 

軽量スコップ

上記の画像でママさんダンプを使って

屋根雪下ろしを行っていますが、持ち上げるときに危険です。

ママさんダンプよりは労力がいりますが小回りが利き

軽いアルミスコップが安全です。

除雪 アルミスコップ

 

 

屋根雪下ろしに必要な物、その他

 

コンパネなど大きな板

ガラス窓などには落とした雪が当たらないように

板などを立てかけて、ガラス面に負荷が掛からない様

ガラス面より大きな板を用意する。

 

落下の際少しでも衝撃から体を守るライフジャケット

釣りをする方はライフジャケットを持っている方が多く

不意の落下からも背中や胸などへの衝撃を和らいでくれる場合もあるので

意外ですがライフジャケットは使えます。

 

 

今回は屋根雪下ろしに必要なものをご紹介しましたが、

一にも二にも安全第一です。

慣れた人の指示に従い、

屋根雪下ろしの経験が無い方だけでの行動は

止めておきましょう。

屋根雪下ろしは怪我や亡くなる方が本当に多い!

多少お金は掛かりますが、業者に依頼をすることが

最善でもあります。

 




 

 

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