2016/10/23 AM9:30~AM10:30
実にひと月振りとなってしまった釣りへ。
何だかんだで忙しく、海との距離が次第に遠くなってしまい
秋シーズン最盛期なのにまったく海の状況も分からない。
あまり人の釣行記を読まないことが多く、その時釣れていても
自分がそこに居なければ意味が無いとの思いもあり
やはり海へ通わないと分からないことが多い。
朝ゆっくり目に起き、海への足取りも軽い。
海はどんな感じかな~?
ベイトはいるのか?
車で走る道路わきに立つ樹々は風に揺れて、
遠足に行く子供の様な気分でワクワクしていた。
海に到着。
釣り人は途中で一人見ただけで誰もいない。
この時期のサーフを独り占めできるのは・・・・・
風が爆風の為。
空の雲は風で千切れ千切れになり強い風が吹いている。
波も1.5m~2.0m近くあるような波でジグをほとんど使用しない
自分にはやりづらい海だ。
ぶっ飛び君95sからキャストするが30~40m飛んでいるだろうか?
見事に風で押し戻され着水してからも
ガチャガチャの波でスローに巻いているとルアーが戻ってくるのは
左に10mも横から。
風が強くなってくると20mほどしか飛距離も出ないが
なんとか一番手前のかけ上がりには届くかどうか。
何かに追われているベイトが20m程度の先で見えた!
風に負けずフルキャスト!
ガガッ!とルアーに何かがバイトするが乗らない。
その後は反応なし。
風は方向を変えながらどんどん強くなる。
こんな時にこそサーフでルアーをドリフトさせてバイトを狙う。
通常ドリフトは河川の水の流れを利用するが
サーフでのドリフトは風と波の動きを利用する。
難しい事など何一つ無い。
キャストしてロッドを風向きに対して90°の角度で
ラインテンションを風で大きく膨らませ
ラインスラッグを巻き取るだけ。
ルアーは波に押され、風に押され勝手に泳ぐ。
ただレンジはどのあたりを泳いでるか分からない位の
風の強さだが・・・・・
先程と同じように「ガガッ!!」とバイト!
ロッドに魚の引きが伝わるがこの感触は・・・
多分「サゴシ」
しかし波ガチャガチャでフッと軽くなってバレてしまう。
風も弱まるタイミングも無く常時爆風吹き荒れる為に
帰路に着いた。
魚は海に居たし、ベイトも追われているのも確認できた。
条件さえ良ければ青物祭りだったかもしれない。