皆さん、釣り針(フック)の表記を見て大体の大きさ形がイメージできるでしょうか?
自分も一時期、#2と#2/0、#1と#5、どっちが大きいの?
と購入時悩んだことが良くありました。
そこで分かりやすいフックサイズ早見表を作りましたので参考にしてみてください。
釣り針(フック)種類
まずルアーフィッシング用の釣り針(フック)には
大きく分けて2種類存在します。
※ツインフックと呼ばれる特殊なフックも含めたりワーム用のオフセットフックはなど
実際に細かく説明すると膨大な数があるわけですが、ルアーフィッシングにおいて
最も多く使用されているのは2つでしょう。
注意点としては、フックは日本に古来から伝わる
チヌ針やセイゴ針など、エサ釣り用の針は各社大体のサイズは同じですが
ルアーフィッシングのフックに関してアメリカやヨーロッパからの流れで
フックメーカー各社統一規格は無く、厳密に見ていくと同じサイズでも
まったく同じ大きさではありませんのでご注意を。
同メーカーであってもトラウト用の表記サイズとソルト用のフックも
サイズは違います。
WEBでは見られるデバイスによって原寸大で表記することは難しいのですが
フックメーカーのカタログ冊子には原寸大表記されてます。
画像左からシングル(アシスト)、トレブル(トリプル)、ツインフック。
それぞれメリットデメリットがあるので後述しますが、
サイズの呼び方が異なります。
シングル(アシスト)フック
フックサイズは
#1~#12と、大きいフックサイズから小さいフックサイズへ数字が大きくなります。
#1よりも大きなサイズは
「/0」が付くようになります。
「/0」が付くと数字が大きくなるにつれてサイズが大きくなる。
トレブル(トリプル)フックサイズ
フックサイズは
#1~#15と大きいフックサイズから小さいフックサイズへ数字が大きくなります。
#1よりも大きなサイズは
「/0」が付くようになります。
1/0、2/0、3/0と数字が大きい程フックサイズが大きくなる。
ここを間違えないようにしましょう!
シングル(アシスト)トレブル(トリプル)フックもサイズと表記は同じですが
上記でも書いた通り、トラウト用の#1サイズとソルト用の#1ではサイズが大きく異なります。
#1はすべて同じサイズではないという事です。
シングルフック(アシスト)のメリット、デメリット
シングルフックのメリット
- 軽い
- バラシが少なくなる
- 根掛かりが少なくなる
- 吸い込み系バイトの魚に口の中に吸い込まれやすくフッキングパワーが少なく済む
- フックが外しやすい
- メタルジグなど激しいアクションでもエビになりにくい
シングルフックのデメリット
- フッキング確立がトレブルと比べて若干低い
個人的には青物を狙う際はシングルフック1択です!
多分、シングルフックで所謂バラシは1匹も無いと思うくらいランディング時にバレた事は無い。
トレブルフックと比べてフッキング確立が低下するといわれてる程には
個人的には実感が無いし、シングルフックを使うことで
ファイト時の安心感の方を優先しています。
リリース派の自分には青物でもシングルフックにより魚のダメージが少なくリリースできる確率も高いなど
メリットしか感じられない!
トレブル(トリプル)フックのメリットデメリット
トレブルフックのメリット
- フッキング確立が良い
トレブルフックのデメリット
- 魚にリリース出来ないダメージが付く
- ルアーケース内で他のルアーと絡んだり、かさ張る
- ボトムを狙うと根掛かりの確率が高い
メリットに比べてデメリットが多いが、発売されている状態がトレブルフックのルアーは
トレブルフックの自重も含めた上でのスイムアクションだと思っていたりもするので
そのまま使用する場合が多いが・・・・
個人的にデメリットを覆すほどメリットのフッキング確立が良いとは思わない。
しかし狙う対象魚によったり、10g台の軽いルアー躊躇に現れますがトレブルフックだからこそ
スイムが破綻しない場合もあったりで
シーバスを狙う時はトレブルフックが装着されてるルアー、
青物を狙う時はシングルフックが装着されているルアーを使っています。
メリット優先でフックを柔軟に変える
シングルフック、トレブルフック共にメリット・デメリットがあり
ヒットした後のバレない確率を上げたいのであれば
シングル(アシスト)フック
ルアーにアタックしてきた時のフッキング確立を上げたければ
トレブル(トリプル)フック
と使い分けることも必要だし、みんな大嫌いな根掛かりにも大きく関係するので
「どちらかのフックしか使わない」よりも
フィールドで変えてみたりフック選びは柔軟な発想が必要ですね。