ロックフィッシング・ロックショア・・・
切り立った磯で釣りをするのにとても役に立つ
フィッシングウェアがウエットスーツ。
磯で釣りをするようになると、
色んなシーンに出会うことになります。
どうしてウエットスーツを着ることが良いのか
ご紹介します!
磯釣りでウエットスーツを着るメリット
- 浮力体となる
- 切り傷・怪我を防ぐ
- 機動性
- 保温性
ウエットスーツは浮力体
磯はどんな時でも危険が伴います。
凪の日であっても落水すれば切り傷、打撲など
怪我をすることに。
誰しも落水することなど考えません!
落水してもウエットスーツを着用していれば
それ自体が浮力体となるので直ぐに沈むことを防げます。
一番重要なメリットはウエットスーツを着用していれば
浮くことが出来る!
(当然ライフベスト・ジャケットも装着です)
ウエットスーツは切り傷・打撲、怪我を最小限に防ぐ
磯は牡蠣殻や亀の手など厳しい自然環境がそのままです。
転倒すれば体は切り傷だらけに・・・・。
その時に怪我を最小限に抑えてくれるのがウエットスーツ。
自分も1年間でどれくらい転倒しただろうか・・・?
3,4回は転倒していますがウエットスーツのおかげで
切り傷はゼロ。
打撲もウエットスーツの膝部分とお尻の部分に補強パッドが
付いているので怪我というような状態にならずに済んでます。
パッドは膝をついたり座った時にお尻が破れないようにする為でもあり
特に釣り用ウエットスーツにはパット付が望ましいです。
ウエットスーツはウェーダーに比べて機動性が良い
画像上部に突出してる岩まで泳いで渡ったりします。
そんな時に泳ぐという程の距離ではないのですが
まともに水の中に浸かると自分の首辺りまで水深があります。
ウェーダーなら水が入り込み溺れますが、
ウエットスーツでこそ出来る行為です。
また、岩の上に立って釣りをする時に
ひざ下まで来る波を
ウェーダーと比べればウエットスーツは
波を受ける力が弱いです。
ウェーダーの場合は波で大きな力を受けて
足に力を入れなければいけないがウエットスーツの場合は
その程度の波は全く力を受けなかったりもします。
ウエットスーツの保温性
保温性も考えてのウエットスーツであれば
一般的に3㎜厚・・・。
この厚みで体温低下を極力最低限に出来ます。
濡れても、
真冬じゃない限り
(自分は12~4月にまずウエットスーツでするような釣りはしないです)
寒くて耐えれないとは思ったことがありません。
手の指先や顔など外気に触れているところと比べて
寒さは殆ど感じ無いです。
真冬であれば5㎜厚などもあるし
高額ですが水がほとんど入らないセミドライスーツもあります。
基本的にジャージ素材で出来ているウエットスーツは
気化熱で長時間風に当たっていたりすると
冷えてくるのはどうしようもないです。
サーファーの様に水の中にいる方が温かいのはこの原理です。
逆に真夏はウエットスーツは暑さで危険な状態に陥る場合もあります。
夏はタイツタイプのウエットスーツを履くなど、
冬と夏では違うウエットスーツが望ましい。
ウエットスーツのデメリット
- 体力消耗
- 準備に時間が掛かる
個人的に感じることだが、体力の低下を感じる。
そりゃ締め付けられてそれなりに水を含めば重くなるし
体温が下がっていくと疲れやすくなり
ウエットスーツを着ての体力消耗は若干激しいです。
特に水の中に下半身を浸かりながらするような
シーンでは特に体力消耗を感じやすい。
歩いて小場所を点々とするような釣りには良いが
車に乗ってのラン&ガンは脱着に時間はかかるし
車のシート&フロアマットは汚れるし
そういった意味で、
準備に時間が掛かる釣り
だったりもします。
危ない、危険と言われることの多いロックショアゲームですが
確かに鋭い岩肌の場所、足場の高い場所、波が立ち上がる場所など
危険な場所での釣りではありますが、
だからこそ安全に釣りを楽しめる装備としての
ウエットスーツがあるわけです。
危険だから・・・
それを回避することにお金で解決できる装備の一つとして
ウエットスーツがあると思ってください。
ウエットスーツを着ていても波にさらわれて
頭部を強打したり溺れたりするのは
堤防でも漁港でも磯でも同じです。
釣り用のウエットスーツおすすめ商品
ウエットスーツを
Amazonや楽天で検索すると
5,000円程度の商品から100,000円を超える商品まで
シーンや季節で色んな選択肢がありますが、
やはり釣り用として販売されているウエットスーツが
おススメですよ!
サーフィン用と比べると腕の取り回しに重点を置いた設計と
なっていたりします。
自分も愛用してるRBBのウエットスーツ。
これについては別記事でインプレします。
文句無しの使い易さとだけ書いておきましょう!
リアス独自の
アナトミカルカッティングテクノロジー『A・C・T』(解剖学的裁断)を採用。
要は動きやすくフルに運動性能を発揮できるといったところ。
知り合いがリアス・ウエットスーツを着ているので聞いたところ
「動きやすさ、釣りにおける動きのすべてが快適。
唯一の欠点は自分の腕が短いために背中のジッパーが一人で締めずらい」
と言ってました・・・・・。
リアスは体の大きな方にXLサイズがあるのも嬉しいですね!
フルカスタムオーダーも可能でお値段は跳ね上がりますが
自分だけの一着が持てます。
※頻尿の方はRBBはフロントジッパーがあるが
Rearth、Mazumeは上半身脱がなければ用が足せません。
マズメのウエットスーツは温かいという方が多い。
スーパーストレッチネオプレーンを使っているので
より肌への密着感が強いために
一度ウエットスーツ内部に入った温められた水分が抜けにくいからだと
思います。
ジョンとジャケットの2ピース使用。
センターファスナー&足首ファスナーがあり
着脱もし易いが用を足すときは上半身脱がなければいけません。
RBB、Rearthと比べてより見た目のフィット感が強いが着心地は抜群。
お腹の出ている方は若干お腹がポッコリします・・・・。
こちらも体の大きな方様に3Lサイズもあります!
ウエットスーツインナーにはスポーツタイプレギンス
ウエットスーツのインナーには
寒い時期は生地の材質の違う2枚のインナーパンツを
重ね履き、水温が上がっても必ず1枚は履きます。
ソックスは防水ソックスとウエーディングソックスを
重ね履き。
防水ソックスじゃなくても
帰る時にはすべて脱ぐので自由な感じでOKだと思います。
帰りの車のシートには大きめのバスタオルを敷いて
シートが汚れるのを防いでます。
ウエットスーツで釣りをより安全に楽しむ!
ウエットスーツを着ていればどんな波が来ても大丈夫!
こんなバカげた考えを持つ人はいないと思いますが
磯だけではなくてサーフでの釣りや
河川でのウェ-ディングゲームにもウエットスーツは良いと思います。
より安全に釣行するためにウエットスーツを着る。
これで波に浚われても大丈夫ではありません。
磯で波に浚われたら現実的には頭部を岩に叩きつけられ気絶です。
ヘルメットを着用するのもその為ですね。
もちろんライフジャケット・ライフベストも
合わせて着用は原則です!
慣れるまでは凪の日に足の着くようなシャローで
装備一式を持って泳いでみると良いですよ。
それと何よりも経験者と行動をし
極力一人での釣行を避けるのも大事な事ですね!
波がある日に釣り場に着いてまず初めにする事は
「もしも落水した時にどこから上がれそうか?」を
確認してから釣りをする癖をつける事が望ましい。
エキサイティングな磯ゲームですが、
釣りに行ってるのであり、危険を楽しみに行ってるのではありません!
この一言に尽きると思います。