今月9月1日から始まっている
北海道胆振地方沿岸の秋サケ用の定置網に
ブリが大量に入り昨年1年間で15トンの十倍近い量が
120トンと過去にない水揚げ量だそうです。
どんな魚にも旬の時期があり、秋サケは高い価格ですが
この時期のブリは安値にしかならない。
漁業関係者は悩みどころですね・・・・
ブリの日本近回遊ルート
ブリは日本近海にしか生息しない魚ですが
回遊ルートが割と詳しく分かっている魚です。
http://www.fklab.fukui.fukui.jp/ss/gyoseki/happyou/buri02.pdf
4歳頃になると産卵活動を行い南下しますが
南下するのが早いのか、そもそも北上するのが遅いのか
分かりませんが時期がずれているのでしょうね。
近年、富山県の「氷見の寒ブリ」は不漁で
もっと南の方で豊漁となったり
海流の大きな流れが変化してきている事が
指摘されています。
勿論今年の福井県玄達瀬でも大型青物として
ブリが釣れていますがショアからの釣りでは
そう簡単にブリが釣れる事は稀ですからね!
しかし海流の流れはもしかするとチャンスかもしれません。
秋以降狙っていきたいとは思いますが・・・・・・。
北陸の方では南の方の毒上が回遊してきたり
ここ数年で日本各地大きく魚が動いています。
10年後くらいには日本海でGTフィッシングが出来る・・・
なんてことになっているかもしれません。