暑い夏と共にやってくる子供の夏休みの宿題!!
「自由研究」
土壇場になって何をしよう?と慌てる子供を前に
今年は先に材料を揃えてあげようかな?と色々調べていたが
魚の耳石は焼き魚を食べる時によく見せていたが、耳石は
もしかしたら自由研究課題としてはメジャーすぎる?と思ったので
あまり釣りをしない人には馴染みのない
魚の歯に決定!
サーフから釣れる魚なら素材として持ち帰れるかなとも思いましたが
釣れないアングラー代表なのに色んな魚種をコンスタントに持ち帰ることなど
不可能に近い。
やはりグーグル先生にお頼みしよう!
単純明快!何をベイトにしている?どんな捕食をするか?で違う魚の歯
丸呑み代表 シーバス
シーバスは丸呑みタイプの典型ですね、歯と呼べるような形状の様な物は無く
ベイトを吸い込み捕食するので歯が必要ないのでしょう。
シーバスの口を持ったことがある方は分かると思いますが顎の力は弱く
パクパク金魚のようにするだけで噛みつくとは程遠いような力しかありませんね。
噛みつき型代表 ヒラメ・サゴシ
ヒラメやサゴシはまず噛みつきそれをパクパクと少しずつ口の奥へ送り込む
捕食をします。
一撃目で噛みつき口から離さないように牙が食い込み結果的には丸呑みしますが
吸い込むようなシーバスとは違い内側に向いた鋭い牙が無数にあり、
噛み砕くためではなく食らいつく為の歯。
真鯛・黒鯛
真鯛は牙もあるし硬い甲殻類も潰して食べれるような人の歯に近い形の
円柱形の歯を持つ「ハイブリッドタイプ」
黒鯛の方は真鯛よりも更に円柱形の歯が何列にも並び
硬い貝をかみ砕くほど強力な顎力の持ち主。
鋭い歯が少ないので危険が無いように見えるが
絶対に口に指を近づけないようにする注意が必要です!
魚の歯まとめ
3つのタイプの魚の歯をご紹介しましたが、それぞれ食性により
適した歯の形に進化したことが分かります。
「人も柔らかい食べ物ばかり食べると歯や顎が発達しない」と聞いたことがありますが
魚も同じで硬い物を食べる魚は顎の力が強力で
釣れた際などにはプライヤーやフィッシュキャッチャーを必ず使いフックを外すように
しないと貴方の指など簡単に噛み千切ってしまうので
気を付けましょう!
最後に今回のタイトルに付けた「魚の歯ってすごい!」を
研究した小学6年生の記事をご覧ください!
素晴らしいの一言です。
我が家の子供達も自主的にこういう研究してくれると嬉しいのですけどね。