とある方から「桜の咲く時期に釣れるから、サクラマス?じゃないの?」
と言われ・・・・まぁ昔と今と時期がずれてるからかなぁ?と深く考えもしなかったが
[サクラマス] と命名したのは実は北海道庁だったんですね、北洋のカラフトマスと区別するために
付けられた名前だそうですが、
「サクラの開花時期に遡上するから」という説
「産卵期の婚姻色が由来」という説の2つが有名ですが
時期を考えても大寒の氷点下にまで気温が下がる時期に遡上してくるのだから
「産卵期の婚姻色が由来」ということにしておきましょう!
しかし福井県九頭竜川、足羽川、日野川のサクラマス釣り解禁日が2月なだけで、
命名した北海道の桜開花シーズンは平年4月後半~5月、
この桜開花よりも1ヶ月ほど早い3月~5月にかけて
熊石海岸で有名な「海サクラ」 を狙って多くのアングラーが海岸に並ぶ風物詩に
なっていることや、北海道での遡上は4月~7月頃までと考えると、
サクラマスとは、北海道基準で命名された名前なのかもしれない・・・・・・
いろいろ調べましたが、はっきりとした記述がなく、命名された時期も分かりませんでした。
もうひとつ 「サツキマス」
こちらは岐阜県水産試験場長の本荘鉄夫さんという方が、この魚が5月ころ(皐月)に遡上する
ことから(皐月)サツキを冠した名前をつけたそうですよ~!
勉強成りましたか?・・・・子供の春休みの自由研究素材にでも使うと面白いですね!
生のサクラマスを見せて説明してあげるのが一番でしょうけどね・・・・
福井県九頭竜川近くの福井県内水面総合センターでサクラマスの幼魚が観察できます。