以前にNASAが公開した
海に漂う浮遊ゴミがどこを漂っているか?
視覚的にゴミの浮遊地域を見る事で
想像を絶する量のゴミが浮遊している実態が分かりました。
その海に漂うゴミを大規模に回収する試験装置を
オランダの企業「オーシャン・クリーンアップ」が
アメリカ・サンフランシスコにて回収システムを始動させました!
太平洋に漂うゴミのベルト帯『太平洋ゴミベルト』には
面積で120万平方キロメートル、数にして1.8兆個の
プラスチックごみが浮遊している。
フロートに取り付けられた長さ3mのスカート網が
海洋生物に被害を与えないように動く仕組みとなっていて
集められたごみを船で回収し陸上にて再利用されるそうですが、
しっかりと再利用されてほしいと願います。
この試験装置は「System 001」と名付けられていて
60基を稼働させると
5年間で太平洋ゴミベルトの半分を回収できる能力があると
開発者は主張しているそうなので
数十年後には
「魚の数よりもゴミが浮遊している数が多くなる研究結果も出ている」
ゴミ問題が解決する一歩となって欲しい。
当然巨額の資金が必要で、国家プロジェクトとして
海に囲まれた日本も色々なわだかまりを捨てて
やるべき時に来ている。
ゴミを出すのも人だし、それを拾うのも人。
捨てても自然融解する等の製品開発も進められ、
実際に販売されてる製品もあるが
僅かな製品だけ。
より現実的、物理的ににまずは浮遊ゴミを回収できる
『System 001』には大いに期待したいし
個人で出来る、ゴミ拾いはどの場所、いつの時代でも必要な事だと
改めて思います。
考えてみてください・・・。
50年後にはキャストしようと思った海面がプラスチックゴミだらけで
キャストできないのですよ!!
こんな恐ろしい光景は他に無いと思う。