地球上には各国や県、その地域に決められた
「漁業権」が存在します。
そして今回の事例はアメリカフロリダ州で決められている
権利の問題で裁判になった事例。
ことの発端は
フロリダ州にある湖である親子がティラピアを釣り上げた。
魚を入れて置くバケツが無かった為に
息子が車に取りに行っている間、
釣り上げたティラピアを地面に置いていた。
そこに居合わせた、とある家族が
「魚を地面に置いておくのは虐待だ!」と抗議し
釣り人と口論に。
そして講義をしていた中の一人が勝手に魚を湖に投げ入れてしまう。
釣り人の主張は「食料として確保しておいたもので食べる為に釣りをしていた」
勝手に湖へリリースしたのは窃盗罪だ!と裁判に発展。
リリースした側の主張は
「釣り人らの行為は食料自給のためではなく虐待。これは窃盗ではなく救助であった」
州はこの湖で人々が釣る権利を広く開放しており、
人の釣りあげた魚を勝手にリリースしたとして
リリースした側に対して500ドル(5.6万円)の罰金支払いを命じた。
https://www.miamiherald.com/news/state/florida/article221829465.html
動画を見ると、これは対話ではありませんね。
喧嘩だ。
もう少し落ち着いて話をすれば
釣り人も、事情を説明し「すまなかった」で済んだだろう。
さらに相手の方は
動物愛護活動家だそうですが、落ち着いて状況を聞けば
勝手にリリースすることなど無かったかもしれない。
当然魚を熱い炎天下に置く方は悪い。
しかし、人が釣り上げた魚を勝手にリリースすることに関しては
州が「窃盗罪」と判決を出した。
キャッチ&リリース、キャッチ&イートに関しては
個人的には無関心です。
釣り上げた本人の好きにすればよいと思う。
食べもしない、食べれない魚を放置する人はたまに見る。
そういった事例があるからこそ、
動物愛護活動家の方はここまで熱くなってしまったのだろうとも
思います。
釣りをしていて裁判にまで発展する様なことになりたくないが
釣り人の行動は多くの方が見ています。
やはり命ある魚を扱う釣りと呼ばれる行為に関しては
改めてリリースするのであれば素早く、
食べる為に持って帰るのであれば、ストリンガーやバケツに入れて置くなど
粗末な行動をしていると、
いつ自分がこのような目に合うかもしれないと
思ったのが正直なところです。
しかし人と何かについて意見を主張する時は
落ち着いて話し合わないと裁判にまで発展する人間の醜さを見た。