魚が騒がれることは良い事だと思う。
誰にも知られず、過ぎ去っていくことよりも
色んな方達から色んな案が出て解決へと導かれる場合もあるから。
ブラックバスやブルーギルをはじめとする
琵琶湖の外来魚の駆除量が極度に減っている。
7月末時点で前年同期比の4割程度だ。
湖の生態系を乱す害魚が少なくなったのか。
原因を確かめるため、滋賀県は11月から大規模な生息調査を始めた。
県によると、7月末時点のブルーギルとオオクチバスの駆除量は計34トン。
前年同期比で55%少ない。
駆除量の減少は外来魚の8割を占めるブルーギルの影響が大きいと県はみる。
ブルーギルは寒くなると動きが落ち、これから駆除量が増えるとは考えにくい。
県は今年度約4千万円を計上し、駆除量の目標を250トンにしていたが、
9月に今年度の目標値を85トンに下方修正した。
近年の魚の漁獲量でメディアで騒がれる
豊漁・不漁を見ても分かるように
昨年「今世紀最大の不漁!」と騒がれたかと思えば
今年「近年稀にみる豊漁!」と騒がれる。
そして不漁となる時に叫ばれるのは
そうなった原因だ。
水温の高低を始めとした、自然環境の変化。
これはどうしようも出来ないと諦めるのだが
もう一つは
近隣諸国による乱獲。
これは明確な相手がいるし、目に見えるから尚更だ。
で、実際に豊漁のシーズンはメディアでは
誰も何も言わなくなる。
琵琶湖問題も同じですね!
不漁になる→近隣諸国の乱獲のせいだ!
在来種が減る→外来魚のせいだ!
外来魚のブラックバス・ブルーギルが減少しているのに
なぜ鮎の漁獲量も減り続けているのか?
一体我々は何を信じたらいいの?
だから違和感しか感じない、なんだか腑に落ちない
わだかまりだけが残る。