個人的な思い

「ゴミだらけの海の現実!」世界で100万種が絶滅危機に

今まで自分が生きてきた中でどれくらいの動物(昆虫・甲殻類などを含めた)を自分の目で見ただろうか?

正確な数など分からないが、普通に生活している人であれば、数百種程度でしょう。

世界には137万種を超える植物以外の生物(動物)が存在します。

そのうちの100万種が絶滅危機にあると、

世界中の専門家が参加する「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)が伝えています。

 

この問題は人間の経済や食料の問題にも大きく関わっており、

弱肉強食で消えていくだけの問題ではなく、サンゴ礁が消えて行けば沿岸地域の防災機能の低下や

蜂などによる受粉活動で育まれる穀物生産にも大きな影響が出ます。

世界で起きていることは大きすぎて自分たちが普段生活している場面では

分からないことが多いですが、

身近でも感じることが出来る場所が「海」です!

これは先日子供と釣りに出掛けた際の海水浴場から少し外れたサーフの画像です。

漂着しているゴミの中には

ハングルや英語で書かれた訳の分からない液体が入ったプラスチック容器や

化学薬品だと思われるようなポリ容器も多く、

自分が見た中では注射器や医療用機材迄流れ着いていることを見たことが在ります。




もちろん全て海へ捨てられたゴミではなく、山や街中から川へと流れて

行きつく先がこの海です。

皆さん、こんな海で泳いでいるのですよ!

こんな中で泳いでいる魚を食べているのですよ!

これが現実です。

海水浴場や観光地のゴミは有志ある方達や、自治体などが行ってくれるために

綺麗に見えますが少し場所を外れるだけでこの有様です。

初めてこの場所へ連れて行った子供が

「うわ~ゴミだらけ・・・・」

それもそうですよね、青い海、青い空よりも真っ先にゴミの塊が目に入るのですから・・・

私たち個人が出来る事は、海や川でゴミをポイ捨てしない事ではなく、

山でも街でも必ずゴミ箱へ捨てる事です。

それだけでは済む問題ではありませんが、個人が出来る最も簡単だけど最も効果のある方法です。

マナーの良い綺麗な国と言われている日本の海でさえ、この有様なのですから・・。

 

世界中の人に現実を知ってもらい未来の子供たちが海を見た時に

「なんて綺麗なの!」と歓ぶ顔が見てみたいとキレイごとを述べてみました。

現実は甘くないですけどね。





 

-個人的な思い

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