コロナ禍の影響を受け今シーズンの夏はあちこちの海水浴場が開設されずに
駐車場も封鎖されるところが多く例年の海水浴客が賑わう夏は来ないのか?
実は海岸には「自由使用の原則」と呼ばれるものがあり、
海水浴場として開設していない場合でも、遊泳禁止の看板が出ていたとしても
「海で泳いではいけません」の法律はないので任意の呼びかけに過ぎず、
強制力はいっさいないのが現状。
遊泳禁止の看板も強制力はない
海外のように外出自体が法で縛られたりすることも日本にはないため、
誰もが海岸を利用して良い訳です。
当然のように泳ぎに来る方が出てくるわけです。
遊泳禁止場所とは監視委員がいない場所であり、自己責任でとなる。
勝手に酒を飲んで溺れても誰も助けには来ないし、勝手にしてくれればいいとは
いかないのが世の中のモラルです。
しかしそれを気にもせず海岸に人は大勢訪れる。
またそれに対してSNS上では正義感を奮う「遊泳禁止警察」なるものが
登場することは必須。
SNSに投稿するくらいだったら一緒にゴミ拾いしませんか?
海に来るモラルがない人が出す問題は「ゴミ」
海水浴場として開設されている場所のゴミは
海の家経営や地域の方が毎日ゴミ掃除をしているから綺麗なだけです。
海水浴場を1キロも離れてしまえばそこは「ゴミだらけ」なのは
釣り人の皆さんご存知の通り。
海で年間を通し釣りをしていて、最もゴミが多いな~と感じるのは
夏・海水浴シーズンです。
海岸にはBBQ台や網、炭まで放置?捨ててそのままにするグループもいたり
ペットボトル飲料やビニールゴミが兎に角目に付く。
すべてが海で出されたゴミではないにしろ、その多くがポイ捨てされたゴミで、
釣りをしながら悲しくなることも皆さん多かれ少なかれ経験済みでしょう。
釣りに関するゴミを出さないのは当然のこと、
ペットボトルや個人で拾える範囲のゴミは見つけたら持ち帰ってください!
一人一人の行動が全てです。
ゴミを拾う姿を見たら、周りのアングラーも真似をして拾って帰るかもしれないし
ポイ捨てをする人も辞めてくれるかもしれない。
一つ拾えばその海岸から何万個に分解されてしまうマイクロプラスチックが減るわけです。
美味しい魚食べたいですよね?
良いサイズの魚釣りたいですよね?
すべて海、魚、未来の子供たちのためです。