リール

魚を釣り上げる以上にリールに求めるもの!

一般的に釣り道具として海や川で使うリールは国内外メーカー4社ほどでしょうか?

一部コレクターなどが使うリールは別として、大体の方がこのどれかでしょう。

そして海や川の釣りにに目を向ければほぼ、シマノorダイワのリールが競合しています。

私はシマノ一辺倒ですが、ダイワリールを否定するわけでも優劣を付ける訳でもなく

シマノリールで満足しているから、シマノリールをお勧めする訳です。

 

リールメーカーでリール性能は変わるの?

実際の釣りにおいて、リールメーカーが違うからこの魚を釣れなかったなんてことはあり得ない話で

もしも魚のパワーでドラグが止まらなかったり、ラインが切れてしまうなどは

そのリールにトラブルが起きているか、そもそものリールサイズと使用しているメインラインの強度に

魚のパワーが強すぎただけです。

片方のメーカーを好き過ぎるあまり、

「○○○はドラグが弱いから釣れなかったんじゃない?」と話す人もいますが

その時、その魚に違うメーカーほぼ同性能、同番手サイズのリールを使った所で同じ結果になっていたでしょう。

スペック表記で変わるメーカー違いの性能など、どちらも優れているからこそ

これほど市場を独占している理由でもありますからね。

 

リール性能で比較をするとここ数年は、

「剛性」「防水」「巻きの軽さ」を強調し

剛性は、毎日大型魚を狙うような人が、どのメーカーも同じだよと言い

防水性能は、自分のようにリール水没状態で釣りをしたりする環境下ではリール内部に海水が入っても、

帰ってから水道水で水没させて潮ガミが取り除ければ良い程度の半ば壊れても仕方ない感覚しかない。

多分シマノ・ダイワリールだからの違いよりもそんな釣りをしている環境が滅茶苦茶なわけです。

巻きの軽さは個人的には最も違いが出るメーカーの特色だと思っています。

使用するラインもルアーも違い、潮の流れる速さでも変わる感覚なのでどちらが軽いとかの比較ではなく

どちらのメーカーのリールフィーリングが好きなのか?です。

個人の感覚でシマノリールの巻きの滑らかさ、抵抗感が好きでダイワリールの巻きの抵抗感は軽すぎると感じます。

真逆の考えをする方も当然です。

シマノは巻きが重いとよく聞きますが、私はそれを滑らかさと捉え、

個人の好き嫌いでしかなく

リールにトラブルが頻発し、イラついている所へメンテナンスを出したが症状が出なかったりで

未修理のまま返されたような経験が無ければこのメーカーはダメだ!と

怒りもあるかも知れませんが、それもまたそのメーカーと縁が無かっただけでしょう。

 

リールに限らず、カメラメーカーなどもそうですが

ほぼ同じ時期に同じようなスペックの新製品を発売します。

カメラもまた同じような比較で、好きなメーカー以外の製品に対してそこまで言うか?と

耳を疑う様な罵声を浴びせる人がいますが、

あなたと縁が無かっただけで他の人には最高の一台と成っていたりもします。

実際に撮れた写真を見るとそこまでカメラの性能で違いが無いように見える。

スマホで撮影した画像でも、撮影者の意図と見る側の感性とが合致すれば素晴らしい一枚です。

特にInstagramの普及で一眼レフカメラ保持者が増え、素晴らしい写真を撮る人は増えました。

仕事での撮影となると全くお話にならない人が多かったですが。




エントリーモデルとハイエンドモデルの大きな違い

話しはリールに戻り、リールはエントリーモデル、ハイエンドモデルの違いとして、

  • 使われている素材で歪みの違い
  • 素材の違いによる重量差
  • ギアの繊細さによる人が受け取る感度
  • ドラグの滑り出し、滑らかさ

 

この辺りで大きな差が出るが、これも使用するルアーサイズやロッドのバランスとでかなり違いは出ますが、

特にシマノリールハイエンドモデルは感度が突出した違いが出ます。

ハイエンドモデルは波が穏やかな凪の日など、PEラインがロッド角度によりガイドに擦れる感触まで分かったりする時がある。

この巻いたときの質感が極上なのです!

ドラグの滑り出しは言うまでもなく、エントリーモデルはスッーと何の抵抗も無くただラインが出るだけですが

ハイエンドモデルのドラグ性能は程よい抵抗を受けつつ滑らかに優しくラインが出る。

 

ハイエンドモデル性能は、ミドルエンドへ、ミドルエンドはエントリーモデルへと性能を引き継ぐ

毎年のように新製品が登場するリールですが、頭打ちなどと言われる時もある。

しかしまだまだ進化していく伸びしろを残している。

時代はAIです。家電製品を始めWEB業界、自動車関連、住宅関連、大きな資金が流れています。

妄想に近い話ですが、予めメーカー設定してある魚のパワーやフィールドの違いをデータ化されたものがリールに搭載され

オートドラグ設定・ライン放出飛距離などがデジタル化され、

リール本体に表示されるのではなく、スマートフォンなどに通信し確認できるような機能が標準装備されていくのでは?と

近い将来に実現しそうな話かもしれません。

更に、ハイエンドモデルに搭載された新しいテクノロジーは、ミドルエンド、エントリーモデルへと

引き継いでいく形で、リールメーカーとしての性能の下限値もどんどんと上昇していきます。

 

デザインやメーカーの物づくりへの思いがファンを作る

カスタマイズパーツとしてオリジナリティを出すパーツが少ないカテゴリーでは

製品本体の色や形などのデザイン性で所有する「所有欲」が大きなウエイトを占めます。

本来、魚を釣るため糸を巻くだけのリールだけど、

デザインを好きであったり、そのメーカーが打ち出す製品への思いなどを我々釣り人は

魚とファイトする時間よりも、巻いているだけの時間の方が長いリールに対して特別な物を求めます。

感度や疲れにくさ、巻いた時に感じるルアーの重み・・・

付加価値が多ければ多い程、良いリールとなりファンを増やしていく。

各リールメーカー、競合する製品を出し続けていく中で

我々を驚かすようなリールの登場を、ただ糸を巻くだけの道具以上に想いがある至高の品として

今後のリール進化を楽しみにしています。

単純に、カッコいい!使ってみたい!と思う物を

仕事で得た報酬で手に入れるまでの過程とその後の所有欲を満たされる製品開発を

メーカーに求めているだけなのですけどね。

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あなたはもう既にリール沼に足を踏み込んでるかも?




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