今回はヒラメの話ではなく、鳥の話しです。
青物の時期といえば鳥。
特に海鳥。
海鳥は何を食べているかご存知でしょうか?
青物がベイトとしている小魚(イワシ)などです。
しかし広大な海で、常に表層を泳ぐことがないベイトを探せますか?
そこで海鳥は賢いので考えました。
小魚を追うフィッシュイーターはどこへ追い詰めて捕食するのでしょうか?
答えは『表層』ですよね、
上空から丸見えですね。
逆に捕食する者に追われていない小魚は表層にはなかなか
警戒して浮かんできません。
その為に、海鳥などはベイトを探して飛んでいるのではなく、ベイトを捕食している
大型魚の群れを探して飛んでいます。
鳥の飛び方で水中の魚の状態を知る
あなたも鳥になってみてください・・・
追われている魚の群れを探して見つけることが出来ました。
ではどんな飛び方をしますか?
小魚を追ってる魚の群れを追い越さないように飛びますよね?
ジグザグに飛んだり、旋回して飛んだり。
鳥はバンクと呼ばれる飛び方をして仲間を集める事が出来ます、
そして大きな魚の群れが小魚を表層に押し上げ捕食し始めると、
一斉に鳥達も、
海面目掛けてダイブが始まり「人も大興奮するナブラ」となる訳です。
また、海面に大量に鳥が漂って休んでいるような景色を
目にすることも有りますが、
鳥達は水面下で足をバタバタさせて泳いでいて
決して休憩中に雑談してるわけではありません。
近くにいる群れが泳いでくるタイミングを狙っているか、
偵察に飛んでいる仲間の鳥の合図を待っている。
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海鳥にも種類があって、
飛び方に違いの有る鳥も居ますが基本的には大きく変わりません。
オフショアでの釣りが多い方などは、
鳥の飛び方を見るだけで
サバに付いている鳥だとか、夏だとシイラに付いてる鳥だとか、カツオに付いてる鳥など
判断出来るそうですね。
サーフや磯に青物が回遊するシーズンなので海ばかり見ていないで
たまには、
空に飛んでいる鳥も見てみると
回遊してくるタイミングが分かるかもしれませんよ!
文 Mオジサン 編集 The first one