ウェーディング装備

ウェーダーのメリットとデメリット「第一回」

多くある釣りのカテゴリーの中でも、自然と一体になりながら釣りを楽しめる

ウェーディングスタイル。

ショア(陸)の釣り場が混んでいてもウェーディングすれば

混雑する釣り場を避ける事も可能です。

釣り人同士のキャスティングにおけるソーシャルディスタンスは必要ですが。

ウェーディングするためにはウェーダーを履きますが

ウェーダーを釣りに導入するとメリットもあればデメリットもある。

 

ウェーダーを履くメリットとデメリット

ウェーダーを履くメリット

  • 水の中に立ちこみキャストする際、後方や周りのストラクチャーを気にしなくても良い
  • 濡れない
  • 自然と一体になれる

 

ウェーダーを履くデメリット

  • 水に対して危険性が高まる
  • 体温制御できなく蒸れる
  • 動きづらく運動能力が落ちる

 

体温制御と、運動能力低下に関してはウェーダーの価格で大きな差が出ます。

 

今まで低価格から高価格のウェーダーを使ってきましたが

実際の釣り中、危険を伴うウェーダーもありました。

ウェーダーには、素材・ブーツ底が何パターンもあり、

フィールド、使う環境によって適したウェーダーは違います。

 

地面に滑る苔・岩・石がある

フェルトスパイク・フェルトソールが適している

表面が滑る所では、フェルトスパイクがしっかりと接地面をグリップ

 

サーフなどの砂地

ゴム製ラジアルソールソールが適している

靴底が水を含まないので砂がこびりつかない。

 

磯はそもそもウェーダーを履いていくのは危険で尚且つスパイクシューズが必要。

河川・湖・サーフ・渓流でのウェーダー着用を。

 

 

機動力メインのストッキングウェーダー

ウェーダーの中でも、ブーツと一体となっているものと

ストッキングタイプといって、ブーツ・シューズ部は付いていない2タイプがあります。

 

[ブーツトップウェーダー]

ウェーダー本体と一体になっているので洗う際の手間を考えると楽ですが

単純に長靴なので重い。

 

[ストッキングウェーダー]

ブーツは別売ですが機動性は最も高く、

ブーツではなく、ウェーディングシューズを履くことが出来るので

渓流ではフェルトスパイク、サーフではラジアル底のシューズを履けば

1着で色んな釣り場に対応できます。

 

ストッキングタイプは、ブーツタイプに比べて価格は少し高いものが多く、

その代わり重いブーツに代わり軽いシューズを履くことが出来るために

  • 渓流やサーフで長時間歩く
  • シューズ自体の靴底がフェルトorラジアルを履き変えることで、1着でどちらにも対応できる

ブーツ一体ウェーダーに比べ、ストッキングウェーダーは機動力は上昇し

足への負担も軽くなります!

ウェーダーは足元が命!という人がいるくらいこの差は大きい。




ウェーダーの材質・快適性を求める透湿ウェーダー

どんなウェーダーでも多かれ少なかれ蒸れますが、

透湿素材と非透湿素材では価格が大きく違い、快適性も大きく変わる。

多くがナイロンやポリエステルで、水の抵抗を受けやすい。

尚、ネオプレーン・クロロプレーン素材は暖かく、冬の釣りには適しているが重い。

自分も冬の釣りは敢えてネオプレーンウェーダーを防寒着代わりに履くこともあります。

 

これは最悪でしたね・・・

まずナイロン、否透湿素材なので蒸れる。そしてブーツの異様な締め付けの不快感。

そして冬は水の温度を感じるので冷たい。

河川本流、サーフどちらの釣りでもおススメしない。

使い捨て感覚で。

 

 

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mazumeエントリーモデルで、見た目はスリムで良いが

伸縮性の幅が狭く、これを履いて座ると膝部が伸び切り尻もちをついた状態でなければ

座れない・・・。身長185㎝なのでサイズを間違えたかな?

ショートブーツは確かに動きやすいが

転倒する危険性を考えると河川本流ではオススメしない。

秋・冬~4月頃まではネオプレーン製のこちらを着用で

夏はウエットタイツにスパイクシューズなど違うスタイルをお勧めします。

 

なんだかウェーダーを履くことに関してデメリットしか書いて無いが

そうです!デメリットが多い!

水の中に濡れずに入れる以外はデメリットだらけです。

1着で多くのフィールドに適したウェーダーはないし、どうしても転倒した際の危険性が高まります。

 

個人的に考えるウェーダーが最も適した釣りは、

  • サーフで膝下くらいまで寒い時期に使用するラジアルソール&ネオプレーン・クロロプレーンウェーダー
  • 河川でストッキングタイプウェーダー&透湿素材&フェルトスパイクシューズ
  • 湖での膝程度までの透湿素材&フェルトスパイク

この3つ以外はウェーダーの使用は諦めた方が良い。

  • 漁港のテトラにウェーダーを履いて転落死
  • 磯にウェーダーを履いて溺死
  • 河川で足が滑り溺死

実際に年に数回必ず起きる事故です。

ウェーダーを履くという事は多くの危険と隣り合わせだという事を忘れないでください。

どんなに機動力の高いウェーダーであっても、ウェットスーツには敵いません。

しかしウェットスーツを着てるから絶対安全でもありません。

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自然は、大人であれ子どもであれ遠慮せず牙を向きます。

まずは気象予報をしっかりとチェックし、常に自然環境の変化を気にしながら

釣りをするのはウェーダーを履いていようが、ウエットスーツを着用してようが

夏だろうが冬だろうが関係の無い事です、常に状況をチェックしましょう。

 

近年、干潟で干満の差を気にせず釣りをして満潮で水位が上昇し戻れなくなり流され

消防が緊急出動する事故も多く起きています。

初めての釣り場に行く際は必ず、その場所を知っている危険察知が出来る方との釣行をお勧めします!

ウェーダーに関して事故なども多く起きているため、複数回に分けて投稿します。




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