ニュースやSNSで話題となっている
「沈むライフジャケット」
”浮力5kgを24時間以上支えることができる”と表記されているにも拘らず、
東京都の調査によると、およそ20秒で沈んでしまった。
不当表示事業者として東京都は景品表示法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました。
皆さんが一番心配なのは子供のために買ったライフジャケットはどうなの?ですよね。
今回問題となっているライフジャケットは
こちらの方で品番などご確認ください。
東京都が公開しているものです。
子供用ライフジャケットの浮力について不当表示を行っていた事業者に景品表示法に基づく措置命令
未だ製品に関して販売元は
「改善策としまして日本の製品安全試験センターに 浮力検査を依頼して、近日中に正確な浮力を公示いたします。」
とTwitterで公表していますが・・・。
子ども用ライフジャケットどれを買えばいい?
子供用のライフジャケットを購入する際に価格はもちろん、
何を基準に買うべきなのか?
ライフジャケットには品質を判断する目安があります。
釣り人にはお馴染みとなった
「桜マーク」
ライフジャケットには、
- 水中で浮き上がる力が7.5kg以上あること、
- 顔を水面上に維持できることなど
の様々な安全基準が定められています。
国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットには、
桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)があります。
さらに細かい基準もありますが(船舶釣り用ライフジャケットとしてなど)
桜マーク入りは購入する際の安全基準になります。
他には
日本小型船舶検査機構が定めた
「CS JCIマーク」の入ったライフジャケット(固型式)は
浮力・強度・水上での性能(浮遊姿勢など)・着心地等の試験基準を
満たしたライフジャケットです。
試験基準を満たしたライフジャケットにはCS JCIマークが標示されています。
「CS JCIマーク」に関しては
船検登録の対象となる小型船舶での船釣りには、
レジャー用ライフジャケットは使用できないのですが、色んなシーンでの想定をして
さらに細かい性能基準に適したタグもあります。
「桜マークとCS JCIマーク」が入っているライフジャケットであれば
安全基準に関して信頼して購入することが出来ます。
しかしライフジャケットを着けているから必ず助かるものではありません。
- 増水している河川には近づかない
- 波が高い日は近付かない
- 満潮に向けて子供を磯遊びさせない
- 遊泳禁止場所で泳がせない
など最大限の注意が必要です!
「自然は子供だから」などと容赦はしてくれません。
そのことを十分理解してくださいね。
信頼できるライフジャケットは安全基準をしっかりと公開し
釣り業界でも安心と信頼の「BLUE STORM」製がおすすめですよ。