フックで傷ついた魚、摂食能力が落ちる研究結果

毎年、キャッチ&リリースに関して

色んな研究結果が出ます。

それくらいこの問題について深く考えている方が

多くいるからだとも思いますが、

今回発表された研究論文は

フックにより口が傷ついた魚は摂食能力が低下する、

このような内容です。

(私の翻訳能力では少し違う言い回しになるので

Google翻訳にて翻訳させていただきました。)

釣りは世界中で人気があり、有利なスポーツであり、

場合によっては魚類の減少に寄与する可能性があります。

この問題を仲介し、水生生態系において魚のバイオマスを維持するために、

捕獲され即時に放出される捕獲漁業が多くの国で実施されている。

フックによって引き起こされる口の損傷が魚の摂食能力に影響を与えるかどうかは不明である。

高速ビデオと計算流体力学(CFD)を使用して、

我々は、釣りフックによって引き起こされた口の周りの傷害が、

一般的に角度をつけられたマリンシャイナーパーチ(Cymatogaster aggregata)の

吸入摂食性能(最大獲物速度として測定される))。

我々は、口腔損傷を有する魚は、対照と比較して摂食能力の低下を示すと仮定した。

科学的な釣りを用いて10頭の飼育係を捕獲し、セインネットを用いて捕獲した10頭を捕獲した。

次に、高速カメラを使用して、毎秒500フレームで摂食事象を記録した。

対照群と比較して、最大餌速度は、損傷群において有意に低かった(P<0.01)。

最大の痛み、最大の痛みまでの時間、

最大の顎の突起および捕食者 - 獲物の距離は対照群と傷害群の間で同等であり、

頬側腔壁の傷害誘発孔が口腔拡張中の圧力勾配を減少させ、魚の口に入る水の速度。

これは私たちのCFDモデリングで確認されました。

自然界の漁業傷害は、生存に重大な影響を与えるかどうかは現在不明であるが、

魚が釈放された後の魚の摂食能力を低下させる可能性がある。

http://jeb.biologists.org/content/221/19/jeb180935

 




口にフッキングした魚をリリース後、

傷により、摂食能力に低下がみられることを数値化された

論文内容となっています。

実際に釣りをしていると、釣り針が掛かるのは

口だけではなく、エラに掛かって血が出る魚もあれば

目や、お腹に刺さってしまう場合もある。

残念ながらリリースしても釣り針の傷から菌が入り

死んでしまう魚も多いだろうし、

体力が回復していない状態で血が出ていれば

サメが寄ってきて食べられてしまう確率も上がるだろう。

 

よくキャッチ&リリースと比較されるキャッチ&イート。

両者は魚に対する考えの違いはあるけれど

基本的に釣り針で魚を釣る事に違いは無い。

そしてキャッチ&リリース派は、釣り上げた後もまた生きてほしいとの

思いからリリースをするわけですが

この瞬間、魚を弱肉強食における食べ物とは思っていない。

 

キャッチ&イート派の方は釣り上げた瞬間、

美味しそう・・や何の料理にしようかな?と食べ物として魚を見る。

リリースしても死んでしまうなら無駄な殺生をせず

しっかりと食べてあげようと。

 

ここから大きな議論が巻き起こるわけですが

キャッチ&リリース派の方でも魚を食べたことの無い人は

いないと思う。

家庭やお寿司などで必ず魚を口にしたことがあるはずだ。

しかし自分が釣った魚に対しては妙な愛情が湧き、

また生き延びてほしいと願う気持ちが生まれる。

 

キャッチ&イート派の方は、

魚を食べたいだけであれば、漁として獲られた魚を食べれば

魚という食べ物には変わりないが

釣りとしての楽しみをプラスされた魚は味もまた格別。

 

ここからは私個人の勝手な考えです。

両者は似ているようで違った感覚を魚に持つ。

私はキャッチ&リリース派ですが、

魚料理も食べるし、キャッチ&イート派を否定もしない。

時に、魚をフックから外しゆっくりと泳いでいく魚を見ながら

「もう釣られるなよ、元気で泳ぐんだよ」と声をかけるが

勝手な感情だと思う。

自分から魚に対して傷つけるような行為をしながらも

もう傷つくなよ・・・・と

DV加害者は相手を傷つけた後、すごく愛情を与えるそうだが

それと同じに近い。

こういった記事を書く際に

必ず釣りをしない人に意見を求めることがあるが

やはり虐待に近い感情を述べる方が多い。

何かメディアで大きく話題にでもならない限り

釣り人がイート派かリリース派か気にもしていないとは思いますが。

しかし自分としては虐待行為とは全く思わない。

非情な人間なのだろうか?

リリースし摂食能力が低下しても

生存していく確率は0ではない。

もしも傷ついて、魚としての能力が半分に落ちてしまい

他の魚に捕食されても

それは海の中で起きる弱肉強食の世界で他の生物が生き残っていく

栄養となると・・・・・

釣りを楽しみたい欲求に駆られた

極悪非道な自分勝手な考えと思われるかもしれませんが

エラから出血した魚は持ち帰って食べることがあるし

写真を撮る際も手早く、そして自分で泳げる状態にしてから

リリースするので罪悪感は無い。

だから釣りを続けているのだと思う。

 

生き物相手の話になると、必ず人間の残虐性が取り沙汰され

食べ物の話へと発展する。

じゃあ、あなたは魚・肉を食べないの?

無農薬で作られた野菜しか食べないの?

野菜も命でしょ?

食べ残しをしたことはありませんか?

このような論争が巻き起こるだけで

何の解決策も納得する結論も出ないのです。

 

我々人間は、生きて行く為に経済の下に成り立っています。

釣りも経済産業です。

生きるための狩りとして始まった釣りは

今ではスポーツフィッシングと呼ばれるまでに。

釣り業界で出た利益から放流活動を実施している団体もあれば

汚れた海を掃除する個人・団体も多くいます。

釣りは魚との知恵比べであり、格闘です。

人は有利な地上から、魚は有利な水中で

両者は知恵比べをし、力を試す。

そして魚へは愛情をもってリリースする。

これがキャッチ&リリースをする私個人の考え方です。




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