1分1秒を争う現代。
じつは全く急いでないのに急がされてるだけなのです。
SNSを見ている時間を他に回す事が出来たら
どれだけ有用な時間が増えるか想像できますよね!
タックルも発売日が公表されるようになり、
予約をしなければ買えない様なルアーも次々に登場している。
更に発売前から、各メーカーのテスター、開発に関わる方の
メディア戦略で既にどんな製品なのか?も
広く知れ渡る。
どういった使い方が出来るルアーなのか?
どういったアクションをするのか?
一番多く使われる言葉に、釣り業界最強の合言葉
『タダ巻すれば釣れる』・・・・・
一般素人アングラーは
「ただ巻いてれば釣れるんだよ、後はルアーが勝手に泳ぐんだよ!」と
バカにされた風に思う、と誰かがブログか何かで書いていたが
今はそうじゃなければ売れないんですよ。
自分が働く業界の製品も、
複雑な操作が出来る製品が登場
↓
売れなく簡素化された製品が良く売れるようになる。
↓
後発メーカーであっても簡素化された製品の
メディア戦略(広告戦略)が成功したメーカーが
売り上げを大きく伸ばしたりする。
飽和状態のルアー業界、少しでもよく似た商品を発売すれば
「パクリ、パクリ」と騒がれ、ピーキーな繊細な設定にすれば
「飛距離が出ない、泳がない」と直ぐに拡散され
物作りをする側の創作の場がドンドンと狭まっている。
売れる商品と良い商品は違う。
良い商品でも時間をかけてそう感じる商品も多い。
時の進むスピードは年々速くなり、
少し前に話題になった事など数か月すれば話題にもならない
速い時代です。
売れて話題になるルアーしか魚が釣れない訳ではない。
しかし話題にならなければ使う人も少なく埋もれたルアーとなっていく。
本物を知る目を養うのは年長者からのアドバイスや
自分で比較対称できる、圧倒的な知識のあるルアーを使う事。
優秀なテスターの方達の記事を読むと
そんな事を良く思います。
あなたはピーキー設定な良いルアーを使いたいですか?
それとも
投げて巻くだけの
話題の釣れるルアーを使いたいですか?