仕事で月に何度か訪れる町内のメインストリートのど真ん中には川が流れ
風情豊かな景観です。 ここに錦鯉がたくさんいますが、訪れた当初川に近づくと
コイ達は小さな橋の下などに隠れてしまいました。
しかし行く度に餌を少しだけ持って飼いならそうと試みました・・・・・・・
すると最近では自分が川に近づき、パンパンと手拍子するとすぐ隠れていたコイ達が
しばらくして餌をあげずにパンパンと手拍子のみ だけを続けました。
すると近寄っては来る者の、餌をあげていた時はあんなに口をパクパクさせていたのに
確認しには来るがスルーされるようになったのです・・・・・・・・・・・・
家族にスルーされ・・・魚にまでスルーされるようになったのかと涙しましたw。
と最近の出来事なのですが魚は学習します!
学習する魚達
人も環境に適応するように、魚も勿論環境に適用します。
人は知識や記憶、を頭のなかで張り巡らして適用しますが、魚の場合は
全ての器官を使い感覚で適用していくようになります!
鯉 や ナマズは ウェーベル氏器官を持つ。
(うきぶくろと内耳をつなぐ神経、うきぶくろに音が反響し振動に敏感)
特に低い音に対して敏感なので、この川に居たコイ達は車の振動や生活音、また川沿いに人が
たくさん通るために、人が出す音を無害と感覚的に感じ取っているのだと思います。
昔、父親と 鯉釣りに明け暮れていた時、歩く振動を立てるな! とか 川の側では大きな音を
立てるなと怒られたものです。
鯉は音で逃げてしまうからとよく言われましたが 餌つけした鯉は逆に音を利用して
「パンパンと手拍子がなると餌の時間」 と学習したのでしょう!
この理論から来るのが 魚は居るのにいくらルアーを投げても釣れない、反応しない
「スレている」 になっていくのでしょうか。
餌つけした鯉が反応しなくなった話はまた今度書きます。
ルアーに対してスレた魚も同じことだと思うので・・・・・・・