日本さかな検定協会が、「日本さかな検定」会場で受験者に対し、
「釣りを通して学んだこと」アンケートを行った結果を公開しました。
受験者767名からの回答の上位は
- 自然の尊さ
- ゴミの片付けなどの環境マナー
- 食べ物に対する感謝の心
と素晴らしい結果となっています。
その他には
「釣り場での情報収集にコミュニケーション能力が必須」などの回答もあるが
釣り場でいい加減な釣果を聞くより、
今時Instagramを見た方がその地域の釣果がよくわかるし
実際、Instagramでは釣果をUPするpicに対して
「自分のいた場所は全くダメでしたけど、そこはどこですか?」と
ドストレートな呆れるコメントや
「〇〇にいましたけどそこは○○ですか?」と誘導尋問的なコメントもあったりで、
見ていると笑ってしまうのですが、自分で釣り場探しをするのではなく
聞いた方が早い!的なSNSらしい浅く広い所詮どうでも良い関係の相手に対するコメントも多く目立ちます。
Instagramなどを見る方は釣れてる情報を得るために見ている方が多く、
人の釣った数や大きさなど明日には忘れるのです!
この魚は、朝マズメの数分間だけ13㎝のミノーに反応するなどと書いたところで
見る側はどうでも良いのです。
釣れてるか釣れてないか?その情報が欲しいだけ。
SNSは直ぐに埋もれます。
次から次へと新しい情報が更新され続け、すぐに過去のどうでも良い情報へと朽ち果てて行く。
釣りとSNSは特に相性が良いとされて、釣った魚だけUPしておけば
”この人は釣りに行ってこんな魚を釣った”と言葉は最小限で済む。
スマートフォンでサッと見てサッと忘れて行くのも早い。
SNSで釣り情報収集が主流となり、自分の足で、目で試すことが減り
釣り本来の何が釣れるかな?のドキドキワクワク感が減ってしまう釣りをしている人が多すぎる。
特に最近は一段とその傾向が強くなっていますね。
自分の画像をUPするよりも見るだけの人が増え、UPする人は”いつも同じ”と
バランスが崩れつつあります。
釣り場に通い自分のやり方で魚を狙うことよりも
SNSの釣果でその場所へ行き、人と同じことをする釣りは面白くもないし、
ドキドキ・ワクワクしますか?
自分の足で誰もいない釣り場を探して釣れた1匹の嬉しさをもっと味わってみてください!
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